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2016/10/21 21:02
菊花賞の思い出 その19
06年 第67回菊花賞
1 トーホウアラン 藤田
2 ミストラルクルーズ 池添
3 シルククルセイダー 秋山
4 タガノマーシャル 和田
5 アドマイヤメイン 武豊
6 ネヴァブション 石橋脩
7 マルカシェンク 福永
8 マンノレーシング 小牧太
9 インテレット 藤岡祐
10フサイチジャンク 岩田康
11トーセンシャナオー イネス
12メイショウサムソン 石橋守
13ドリームパスポート 横山典
14アペリティフ 安藤勝
15アクシオン 田中勝
16トウショウシロッコ 吉田豊
17パッシングマーク 四位
18ソングオブウインド 武幸
前年のディープインパクトに続き、メイショウサムソンに2年連続三冠馬誕生の期待が高まった、06年の菊花賞。
しかしメイショウサムソンの三冠は、ならなかった。
レースはダービー同様、アドマイヤメインが逃げる。
ダービーとは違い、ハイペースで逃げる。
メイショウサムソンは6、7番手に控える。
向こう正面で、大きく差が開く。
残り400mを過ぎても、アドマイヤメインの脚色は落ちない。
メイショウサムソンも追走するが、伸びない。
このまま、アドマイヤメインが逃げ切るかに見えた、その時。
ドリームパスポートとソングオブウインドが、追込んできた。
残り200m付近でアドマイヤメインを捕らえ、2頭の争いになった。
ソングオブウインドがゴール間近で先頭に立ち、そのまま1着。
三冠を期待されたメイショウサムソンは、4着に終わった。
勝ったのは、8番人気のソングオブウインド。
父は凱旋門賞2着、エルコンドルパサー。
父は外国産馬で、当時はクラシックに出走できなかった。
クラシック出走が叶わなかった父に代わって、息子が夢を叶えた。
早逝してしまった父へ届けた、勝利の吉報。
メイショウサムソンが三冠ならなかったのと併せて、06年の菊花賞は忘れられませんね。