天皇賞の思い出 その１

今週末は東京競馬場で、天皇賞が行われます。
私が見てきた中での、天皇賞の思い出を書きたいと思います。

７８年 第７８回天皇賞
?ハシコトブキ 河内
?カミノリュウオー 岡部
?リュウキコウ 久保敏
?ダンケンジ 中島啓
?パワーシンボリ 嶋田功
?カシュウチカラ 出口明
?プレストウコウ 郷原
?ロングファスト 松田
?スーパーフイルド 小島太
?ハクバタロー 蛯沢
?カネミノブ 加賀
?テンメイ 清水英

当時は３２００ｍの時代です。
２０００ｍに変わるのは、８４年からです。
スタートでパワーシンボリのゲートが開かず、スタートがやり直しになって嫌な予感も少し、しました。
１周目のスタンド前で、１番人気プレストウコウが引っかかり、暴走気味に逃げる。
直線に入っても脚色は衰えず、逃げ切るかに思われたその時、１頭外から追い込んだのが、テンメイでした。
前年の菊花賞で、プレストウコウに敗れた雪辱を果たして、勝ちます。
７年前の天皇賞(秋)の勝馬、トウメイとの母子制覇。
また母子共に、騎手も馬番も着差も、７年前の母トウメイと同じ。
なんと言う巡り合わせでしょう。
馬主も母と同じ、近藤克夫氏。
改めて競馬は血のドラマだと、思いました。