天皇賞の思い出 その４

８２年第８６回天皇賞
?キャンデーライト 中島啓
?アズマキング 大崎
?メジロファントム 郷原
?メジロティターン 伊藤正
?サンエイソロン 小島太
?キングスポイント 鹿戸
?カツアール 樋口
?トドロキヒホウ 安田富
?ヒカリデュール 河内
?アラナスゼット 岡部
?ピュアーシンボリ 中野
?テルノホープ 加賀
?キョウエイプロミス 柴田人
?アンバーシャダイ 加藤和

人気は５歳のアンバーシャダイ、キョウエイプロミスが集めてましたが、勝ったのは４歳のメジロティターンでした。
メジロティターンの父は、７０年秋の天皇賞馬メジロアサマです。
しかし受胎率が極端に低く、種牡馬として廃用の危機でした。
しかし馬主の北野豊吉氏は諦めず、種付けを続けました。
そんな北野氏の執念が実り、メジロティターンは天皇賞親子制覇。(当時４組目)
また騎乗した伊藤正徳騎手は、父伊藤正四郎元騎手との、親子騎手制覇。(当時史上初)
当時管理した尾形盛次調教師は、父尾形藤吉元調教師との親子制覇(当時２組目)と、記録ずくめの勝利でした。
もしメジロティターンがいなければ、メジロマックイーンが９１、９２年天皇賞(春)を勝ち、史上初の天皇賞親子３代制覇も、叶わなかったでしょうね。
その点からも、８２年の天皇賞は印象深いです。