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2016/10/26 17:01
天皇賞の思い出 その9
88年 第98回天皇賞
?オグリキャップ 河内
?パリスベンベ 中舘
?ランニングフリー 菅原泰
?ボールドノースマン 柴田人
?ダイナアクトレス 岡部
?カシマキング 的場
?ガルダン 大塚
?マティリアル 東
?タマモクロス 南井
?シリウスシンボリ 加藤
?カイラスアモン 安田富
?レジェンドテイオー 郷原
?トウショウサミット 柏崎
天皇賞(秋)は、前年から3歳馬も出走可能になりました。
春は天皇賞と宝塚記念を勝ち、名実共にNo.1になったタマモクロス。
一方、公営笠松競馬から中央入りし、クラシック登録がないため天皇賞に駒を進めてきた、3歳馬オグリキャップ。
人気も、この芦毛馬2頭が分けあう。
この2頭の激突に、競馬界は空前の盛り上がりを見せ、ハイセイコー以来の競馬ブームが到来しました。
レースはレジェンドテイオーが逃げて、ペースを作る。
タマモクロスが意表を突く2番手につけ、場内がどよめく。
オグリキャップは、いつものように中団に控えている。
直線に入り、早くもタマモクロスが抜け出して、先頭に立つ。
オグリキャップも猛追する。
やはり2頭の一騎打ちになる。
オグリキャップが懸命に追い上げるも、タマモクロスに迫った所でゴール。
GI馬の貫禄勝ちだった。
タマモクロスは、史上初の天皇賞春・秋連覇を達成。
この後もタマモクロスとオグリキャップは、ジャパンカップと有馬記念でも対決して、昭和最後の名勝負を繰り広げました。