天皇賞の思い出 その１０

８９年 第１００回天皇賞
?カイラスアモン 竹原
?レジェンドテイオー 郷原
?ミスターシクレノン 松永幹
?オグリキャップ 南井
?メジロアルダン 岡部
?キリパワー 大塚
?イナリワン 柴田人
?ランニングフリー 菅原泰
?ディクターランド 菅谷
?ウインドミル 蛯沢
?ヤエノムテキ 西浦
?フレッシュボイス 田原
?ダイゴウシュール 大崎
?スーパークリーク 武豊

元号が「平成」に変わって、前年の年度代表馬タマモクロスが引退した、この年。
春の天皇賞、宝塚記念を勝ったイナリワン。
タマモクロスと激闘を繰り広げた、オグリキャップ。
前年の菊花賞馬スーパークリークも復帰して、平成３強が初めて顔を揃えた、記念すべき第１００回天皇賞。
例によってレジェンドテイオーが逃げる。
スーパークリークは外枠スタートながら、早くも３番手。
オグリキャップは中団。
イナリワンは、後方につける。
直線に入り、メジロアルダンがレジェンドテイオーを交わして、先頭に立つ。
スーパークリークがメジロアルダンを競り落とし、先頭に立つ。
イナリワンは毎日王冠のような、伸びがない。
オグリキャップが外から猛然と追い込む。
しかし首差届かず、前年に続き２着。
騎乗した武豊騎手は、春のイナリワンに続いて、春・秋連覇。
当時史上４人目となる、別の馬による春・秋連覇を果たします。
平成３強が初めて顔を揃えた天皇賞は、見応えがありました。