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2016/10/27 18:46
天皇賞の思い出 その14
94年 第110回天皇賞
?セキテイリュウオー 田中勝
?ビワハヤヒデ 岡部
?マイシンザン 松永幹
?ロイスアンドロイス 横山典
?ナイスネイチャ 松永昌
?サクラチトセオー 小島太
?マチカネタンホイザ 柴田善
?ステージチャンプ 南井
?ウイニングチケット 武豊
?ネーハイシーザー 塩村
?ワコーチカコ 藤田
?フジヤマケンザン 蛯名
?メルシーステージ 河北
春の天皇賞、宝塚記念を勝ち、GI4勝目を狙うビワハヤヒデ。
巻き返しを狙うウイニングチケット。
この2頭が人気を分けあった、94年の天皇賞。
勝ったのは同じ4歳馬でも、違う馬だった。
ビワハヤヒデは、いつものように先行するが直線で伸びない。
ウイニングチケットも伸びない。
2番手から抜け出したネーハイシーザーが、一気に突き放す。
セキテイリュウオーとロイスアンドロイスが来たが、届かない。
前年の菊花賞ではレース中の心房細道で、最下位に惨敗してから1年。
見事に雪辱を果たし、同期のビワハヤヒデやウイニングチケットに肩を並べ、GI馬になる。
人気を分けあったビワハヤヒデとウイニングチケットは、レース中に屈腱炎を発症してしまい、2頭共に引退してしまいます。
騎乗した塩村騎手は、デビュー17年目で嬉しいGI初勝利。
「俺を忘れるな」と言う、ネーハイシーザーの雄叫びが聞こえてきたようでした。