天皇賞の思い出 その１６

９７年 １１６回天皇賞
?ジェニュイン 田中勝
?ロイヤルタッチ 蛯名
?マイネルブリッジ 坂本
?イナズマタカオー 中舘
?ホウエイコスモス 吉田
?ヤシマソブリン 坂井
?バブルガムフェロー 岡部
?グルメフロンティア 加藤
?サイレンススズカ 河内
?ユウトウセイ 四位
?シンカイウン 南井
?エアグルーヴ 武豊
?クラウンシチー 後藤
?キングオブダイヤ 柴田善
?ローゼンカバリー 横山典
?エムアイブラン 小池

史上初の天皇賞(秋)連覇を狙う、バブルガムフェロー。
１７年ぶりの牝馬による天皇賞勝ちを狙う、エアグルーヴ。
２頭が人気を分けあった９７年の天皇賞は、名勝負になった。
大逃げを打ったサイレンススズカにバブルガムフェローが迫る。
エアグルーヴも襲いかかる。
あっという間に２頭が後続を置き去りにして、２頭の一騎討ちになる。
バブルガムフェローとエアグルーヴの、激しい一騎討ち。
最後はエアグルーヴが首差出た所で、ゴール。
８３年のオークス馬、母ダイナカールもなし得なかった、牝馬による天皇賞勝利。
８０年プリティキャスト以来、１７年ぶり牝馬による天皇賞勝利。
天皇賞(秋)が２０００ｍに距離短縮されて初の、牝馬による天皇賞勝利。
エアグルーヴが名実共に、名牝となった瞬間でした。