思い出の有馬記念 １４

９５年 第４０回
?サクラチトセオー 小島太
?タイキブリザード 坂本
?ゴーゴーゼット 村本
?ロイスアンドロイス 横山典
?ナイスネイチャ 松永昌
?ジェニュイン 岡部
?ヒシアマゾン 中舘
?ナリタブライアン 武
?イブキタモンヤグラ 河内
?マヤノトップガン 田原
?アイルトンシンボリ 加藤
?アイリッシュダンス 藤田

前年の勝馬ナリタブライアンは故障復帰明けから、まだ調子が戻らない。
有馬記念は武豊が騎乗した。
ファンは武豊が騎乗した事で、５年前のオグリキャップの再現を期待していた。
典型的な逃げ馬不在で、逃げると予想されたタイキブリザードではなく、マヤノトップガンが先頭を主張する。
マヤノトップガンの絶妙なペースで、レースは進んで行く。
２周目の４コーナーで、ナリタブライアンが並びかけてきた。
全盛期のナリタブライアンの勝ちパターンだ。
ナリタブライアン復活か？と思った、その時。
即座にマヤノトップガンは、ラストスパートをかけた。
やはりまだ本調子でない、ナリタブライアンは伸びてこない。
１番人気のヒシアマゾンも伸びない。
田原マジックに導かれ、マヤノトップガンが菊花賞に続いてＧＩを連勝した。
クリスマスイブに開催された有馬記念。
田原サンタから勝利をプレゼントされたマヤノトップガンが、この勝利で年度代表馬も決めました。
この時の逃げは、田原騎手が８３年に逃げ切り勝ちした、リードホーユーを彷彿させる逃げ切りでした。