思い出の有馬記念 １５

９６年 第４１回
?エルウェーウイン 南井
?カネツクロス 的場
?マヤノトップガン 田原
?マイネルブリッジ 坂本
?ヒシアマゾン 河内
?サクラローレル 横山典
?ジェニュイン ペリエ
?ロイヤルタッチ 岡部
?ホクトベガ 藤田
?ファビラスラフィン 松永幹
?マーベラスサンデー 武
?マルカダイシス 熊沢
?タイキフォーチュン 柴田善
?ダンスパートナー 四位

未だ破られていない、有馬記念の売上最高額８７５億円になった９６年。
それに花を添えるかのように、ＧＩ馬が９頭出走した。
１番人気は、春の天皇賞馬サクラローレル。
前年の勝馬マヤノトップガンが２番人気。
今年はカネツクロスが逃げた。
マヤノトップガンは先行集団の直後につけた。
サクラローレルは中団で待機している。
３、４コーナーでカネツクロスが一杯になり、マヤノトップガン等が先頭へ立つ。
サクラローレルも直後に続く。
直線に入りマヤノトップガンは伸びない。
代わってマーベラスサンデーが先頭。
そこへサクラローレルが襲いかかる。
サクラローレルが先頭。
マーベラスサンデーも懸命に粘るが、脚色の差は歴然だった。
サクラローレルが２馬身半差をつけて１着。
２番人気マヤノトップガンは、７着に敗れた。
サクラローレルは秋の天皇賞で３着に負けた雪辱を果たし、年度代表馬も手に入れた。
管理する境勝太郎調教師は、翌年の定年を控え、最後の有馬記念でした。
境調教師にサクラローレルと、横山典弘騎手と、孫の小島良太調教厩務員が贈った、最高のクリスマスプレゼントでした。