思い出の有馬記念 １８

００年 第４５回
?ツルマルツヨシ 藤田
?マチカネキンノホシ 岡部
?ホットシークレット 横山典
?ナリタトップロード 的場
?ジョービッグバン 山田和
?トーホウシデン 田中勝
?テイエムオペラオー 和田
?ユーセイトップラン 中舘
?ゴーイングススカ 芹沢
?キングヘイロー 柴田善
?ステイゴールド 後藤
?ダイワテキサス 蛯名
?メイショウドトウ 安田康
?アドマイヤボス 武豊
?アメリカンボス 江田
?メイショウオウドウ 河内

２０世紀最後の有馬記念になった００年。
前年３着だったテイエムオペラオーが本格化して、初の古馬王道ＧＩ完全制覇達成に、注目が集まった。
テイエムオペラオーが今年１番苦戦した。
後方から３番手と、最悪な位置取りになる。
４コーナーでも、先行集団の馬群に包まれていた。
直線に入りダイワテキサスが抜け出す。
それを追うメイショウドトウ。
テイエムオペラオーはその後ろ。
残り２００ｍで、ようやく進路が開けた。
和田が懸命に追う。
ゴール手前でダイワテキサスとメイショウドトウを捕らえて、テイエムオペラオーが１着。
絶体絶命の窮地からの、劇的な大逆転だった。
この勝利で過去の名馬も成し遂げられなかった、年間全勝と古馬王道ＧＩ完全制覇を達成した。
翌年天皇賞春も勝ち、シンボリルドルフの持つＧＩ最多勝利の７勝に並びました。
記録更新はなりませんが、テイエムオペラオーの強さは色褪せません。
００年のテイエムオペラオーは、派手さはないものの盤石な強さでした。