思い出の有馬記念 ２１

０４年 第４９回
?ゼンノロブロイ ペリエ
?ピサノクウカイ 藤田
?ハイアーゲーム 吉田豊
?コルモバルク 五十嵐冬
?ハーツクライ 横山典
?シルクフェイマス 四位
?ユキノサンロイヤル 柴田善
?ダイタクバートラム 武豊
?タップダンスシチー 佐藤哲
?デルタブルース ボニヤ
?ヒシミラクル 角田
?グレイトジャーニー 小牧太
?ツルマルボーイ 蛯名
?コイントス 岡部
?アドマイヤドン 安藤勝

厩舎の先輩で２年連続年度代表馬シンボリクリスエスが引退しましたが、ゼンノロブロイが跡を継いで、古馬中距離王道路線を引っ張りました。
完全に本格化したのは、４歳の秋でした。
天皇賞、ジャパンカップを勝ち００年のテイエムオペラオー以来、秋の古馬王道ＧＩ完全制覇に王手をかけて臨みます。
ペリエ騎手はシンボリクリスエスに騎乗した時、タップダンスシチーの怖さを知ってるので、２番手で徹底的にマークしました。
タップダンスシチーがハイペースで逃げますが、最後の直線では２頭の争いになり、粘るタップダンスシチーを力でねじ伏せます。
最後は半馬身差で、キッチリ差しきりゴール。
００年テイエムオペラオー以来、秋の古馬王道ＧＩ完全制覇を達成しました。
勝ち時計２分２９秒５は日本レコード。
所属する藤沢厩舎と騎乗したペリエ騎手は、有馬記念史上初の３連覇を達成します。
ゼンノロブロイは圧倒的に引き離して勝つのではなく、先輩のシンボリクリスエス同様、キッチリと勝つ強さでしたね。