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2016/12/22 05:31
思い出の有馬記念 22
05年 第50回
?マイソールサウンド 本田
?サンライズペガサス 蛯名
?ゼンノロブロイ デザーモ
?コルモバルク 五十嵐冬
?スズカマンボ 安藤勝
?ディープインパクト 武豊
?ヘヴンリーロマンス 松永幹
?グラスボンバー 勝浦
?タップダンスシチー 佐藤哲
?ハーツクライ ルメール
?オペラシチー 中舘
?ビッグゴールド 柴田善
?コイントス 北村宏
?リンカーン 横山典
?デルタブルース ペリエ
?オースミハルカ 川島
3歳は何と言っても、ディープインパクトに尽きますね。
武豊騎手が「空を飛ぶような走り」と表現するほどの圧倒的な強さで、94年ナリタブライアン以来のクラシック三冠馬となります。
古馬勢は前年の勝馬ゼンノロブロイが、今年も中距離路線を引っ張ると思いました。
ところが勝馬がコロコロ変わり、混沌とします。
05年有馬記念は、ディープインパクトが史上初の「無敗で3歳4冠」を達成するか、注目が集まります。
当日中山競馬場に集まった16万の観衆は、想定外の結末を見る事になります。
ディープインパクトが2着に負けました。
史上初の無敗で3歳4冠は、ハーツクライに阻止されました。
直線では、いつもの飛ぶような走りは見られませんでした。
クラシックの目に見えない疲れが、残っていたのかもしれません。
ジャパンカップの敗戦でルメール騎手は、ハーツクライを差しから先行に戦法を変えました。
これが見事的中します。
ダービー、宝塚記念、ジャパンカップ。
GIで3度の2着に泣いたハーツクライがルメール騎手に導かれ、悲願のGI勝利をあげます。
またルメール騎手自身、当時日本で10回GIに騎乗して2着5回と、あと一歩届かなかった。
それだけに「なんとしてもGIを勝ちたい」と、心に秘めていたと思います。
05年はハーツクライとルメール騎手の執念が実った、有馬記念でした。