思い出の有馬記念 ２３

０６年 第５１回
?ポップロック ペリエ
?デルタブルース 岩田康
?ドリームパスポート 内田博
?ディープインパクト 武豊
?ダイワメジャー 安藤勝
?スイープトウショウ 池添
?コルモバルク 五十嵐冬
?メイショウサムソン 石橋守
?トウショウナイト 武士沢
?アドマイヤメイン 柴田善
?スウィフトカレント 横山典
?アドマイヤフジ 武幸
?ウインジェネラーレ 蛯名
?トーセンシャナオー 勝浦


ディープインパクトが前年ハーツクライに負けた悪夢を一掃して、有終の美を飾りました。
秋は凱旋門賞に出走し３着に入りながら、レース後の尿検査で禁止薬物反応が出て、無念の失格。
汚名返上をかけて帰国初戦のジャパンカップを圧勝。
そしてラストランとなった有馬記念では、今年のクラシック二冠馬メイショウサムソン等、他馬が止まって見える異次元の走りで完勝でした。
「間違いなく飛んだ。間違いなく飛んだ。これが、これが最後の衝撃。これが最後のディープインパクト！」と、フジテレビ三宅アナウンサーは実況しました。
クリスマスイブにディープインパクトが届けてくれた感動のプレゼントを、全国の競馬ファンは受け取りました。
当日全レース終了後に引退式を行い、文字通り最後の別れをファンに告げました。
有終の美を飾りシンボリルドルフ、テイエムオペラオーに並ぶ史上３頭目の芝ＧＩ７勝目を挙げて、ディープインパクトはターフを去りました。
父ディープインパクトが叶えられなかった凱旋門賞制覇の夢を、生まれてくる産駒に託して。