思い出の有馬記念 ２４

０７年第５２回
?メイショウサムソン 武豊
?ドリームパスポート 高田
?マツリダゴッホ 蛯名
?ダイワメジャー デムーロ
?レゴラス 柴田善
?ポップロック ペリエ
?ダイワスカーレット 安藤勝
?ロックドゥカンブ キネーン
?サンツェッペリン 北村宏
?フサイチパンドラ 藤田
?コルモバルク 松岡
?インティライミ 福永
?デルタブルース 川田
?ハイアーゲーム ルメール
?チョウサン 横山典
?ウオッカ 四位
(?フサイチパンドラは枠順発表後に出走取消し)

ディープインパクトがターフを去った翌年０７は、ウオッカとダイワスカーレットの強い３歳牝馬２頭が登場しました。
ウオッカは牝馬として６４年ぶりに、ダービーを勝つ偉業を達成。
ダイワスカーレットは桜花賞と秋華賞とエリザベス女王杯の、３つの牝馬ＧＩを勝ちました。
古馬勢は天皇賞を春・秋制覇したメイショウサムソンと、ジャパンカップを勝って引退したアドマイヤムーンが、引っ張りました。
古馬勢にウオッカとダイワスカーレットが挑む、０７年有馬記念。
あっと驚く結末でした。
勝ったのは９番人気のマツリダゴッホです。
残り４００ｍで先行したチョウサンとダイワスカーレットを抜き、４コーナーで先頭に立ちます。
人気を集めたメイショウサムソン、ウオッカ、ポップロックが伸びあぐねるのを尻目に、マツリダゴッホが１着。
先行したダイワスカーレットが粘って２着。
人気を集めた３頭のメイショウサムソンは８着、ポップロックは５着。
ウオッカは自己ワーストの１１着でした。
勝ったマツリダゴッホは前走の天皇賞・秋を１５着と終わりますが、重賞を２勝してる得意の中山で一変します。
得意の中山で念願のＧＩを勝ちました。
偉大な大種牡馬の父サンデーサイレンスが０２年に亡くなり、マツリダゴッホは最後の世代の産駒でした。
３連単は当時の有馬記念史上最高配当、８０万８８０円です。
０７年有馬記念は、マツリダゴッホが大きい「祭り」を打ちました。