【米三冠ベルモントS　ラニ】レースの感想等

朝早く起きてベルモントSのライブ中継を見てました。淡い夢を抱きながら…。

芝のレースでは世界と肩を並べるの実力の日本競馬。ただし、ダートが主流の米競馬でG1に届くことはないだろうと考えていました。これは、真の一流馬が米競馬に挑戦することはないだろうと考えていたから。「真の」というのは、日本では芝での成功が一番でありまずはそちらをめざすということ。つまり、芝で成功した馬はもし能力があったとしてもダートは走らずじまいで、ダートに集まる馬はそれらの馬を除いた馬であるというということです。なので、米競馬のG1は程遠い存在だろうと。

今回のベルモントSは、ラニにとって好走の条件がそろっており、調整も至って順調だったとはいえ、大善戦の3着には正直驚きました。勝てそうな勢いで外から来た直線はしびれました。

一連の米三冠挑戦は、素晴らしい決断だったとおもいます。なおかつ結果も残せました。ベルモントSは米競馬の中でもちょっと異質なレースではありますが、これを契機にダートへの挑戦も増えるとおもいます。

しかし、米競馬の真骨頂は、小回りコースのハイスピード競馬。日本のダート競馬とは全く質が異なりますから、今後の過度の期待は禁物かなと。ラニやほかの馬の挑戦もあるかとおもいますが、個人的には米ダート競馬で戦えるようになるには、もう少し時間がかかるとおもってます。

ちなみに、ケンタッキーダービーとベルモントSは応援馬券的な意味で、単複買ってました（そういった意味での期待は大いにしていました）。ちょっとだけ返ってきたので、とりあえずはよかったです。