見えた!?　菊花賞の穴候補とスプリンターズSの人気馬の不安

まずは先週の重賞を振り返る。


菊花賞へ向けての大事なレース神戸新聞杯は
道中13秒台のラップが2F続くスローの流れからの上がり勝負で
逃げたリアファルが上がり3F34.1秒では他の馬は厳しいが
それでもレースとしては及第点のつく内容。
ただキロハナほどでないが首がスッとしてなく
距離が伸びるのは馬体的には微妙なところ。
馬体以外でも少し気になるところがあり本番では買わないかも。

2着リアルスティールはスローの上がり勝負は得意で
阪神2400mでもあの日の馬場なら33秒台は出していいはずで
馬体写真で一番良く見えた共同通信杯スプリングSより
やや落ちる皐月賞ダービーより更に良く見えなかったので
やはり本調子ではなかったかと。
単勝1倍台に不安要素がある時は他の単勝複数買いは有効やね。
ただ状態さえ良ければ長距離鬼門のディープでも本番は有力。

一番気になったのが3着トーセンバジル。
跳びの大きいフットワークで加速に時間のかかるタイプ。
こういうズブい馬は距離が伸びた方がいい場合が多く
特に下りで加速できる淀はルーラーシップがそうだったように
向く可能性もあり未登場のフォトパドック次第では
本番で一押しにすることも十分あり得ます。

どちらにせよセントライト記念組よりこちらに魅力を感じる。


オールカマーは12.6秒が2Fのところは少し緩んだが
そこから11秒台が5F続くのはほぼ例年通り。
1着ショウナンパンドラは次点にしたほど出来は良かったし
2着ヌーヴォレコルトも大きく変わったわけではないが
特に近走あまり良くなかったこの馬としてはいい出来。
去年の秋華賞では絶好の出来で最高のレースをして辛勝だったが
土曜と変わって差しが決まってたので互角としても
同じ勝ちでも当時とは意味は全然違う
外回りのエリザベス女王杯では今年は勝ち馬を上に取りたい。
ラキシスが復調すれば2頭と3歳勢の争いになりそう。

3着ミトラ同様こういうレースが合う4着ロゴタイプは
根岸Ｓ時に似ていつもと少し違う馬体で買い目に入れなかった。

一押しのサトノノブレスは1.2秒差の10着と惨敗。
スタート後から追っ付け通しですぐ駄目だと思ったが
8ヶ月振りでさすがに中身が出来てなかったかも。
ただ馬の造り自体は良く見えたので次走以降
グレープブランデーみたく好走してもおかしくはない。

こちらの馬券は外したがリアファルの単勝でなんとかプラス。



さて今週末は早くも秋のG1初戦スプリンターズS。
好馬体から高松宮記念で一押しにしたエアロヴェロシティだが
力のいるやや重中京と違い野芝100%の秋中山は合わないと
大方とは違い逆の意味で楽しみにしてたでけに非常に残念。
恐らく1番人気だったろうから他馬のオッズは旨みが下がるので
あまり乗り気でなかったが面白いファクターを見つけたので
今回は馬体と合わせてそれを使って最終予想をしようと思ってます。
因みに人気のあの馬やこの馬が・・・。

あと今までは一押し馬の掲示板に最終予想を書いてましたが
今回からは各馬の掲示板に可能な限りフォトパドック診断を書き
最終予想はレース掲示板に書くかたちに変更します。
本来は各掲示板の意味合いからもそうすべきだったのですが
デフォでは隠れてたレース掲示板の存在を知らなかったので。