ドジ初めの日

本日1月8日は、ドジ初めの日です。

宿運がドジで、ドジ星の下に産まれたパーフェクト超人で、ラーメンハンター。

それがオレ。

ドジ星の暦の上では、本日は『ドジ初めの日』で、ドジをして今年一年の安泰を願う日。
そんな訳で、ドジをしてみた。


ドジその１）財布を忘れた
高貴なオレは毎朝モーニングコーヒーを飲むのが習慣で、ドリップコーヒーを買うために寄ったコンビニ駐車場で気付いた。

ドジその２）遅刻ギリギリ
財布が無ければお昼も切ない事になるので、一度取りに戻るが、そのタイムロスが命取り。
約30分違えば、平日朝の道路状況は激変。ほとんど動かぬ大渋滞と化しており、多少の余裕を持って出た時間など軽く雲散霧消させてしまう。
そんな地獄に飲み込まれ、あわや遅刻かと云う事態に肝を冷やす羽目になった。

ドジその３）鍵を無くす
慌てて現場入りしたオレは、スーパーマンさながらに
颯爽と着替えた。ところまでは良いのだが、鍵が全く見当たらない。
鍵は一体どこへやら。
鍵の家出。

おーい、鍵ーっ。
どこいったー。

作業開始まで散々探したが見付からず、10時の休憩まで気もそぞろで作業するのだった。

ドジその４）鍵閉じ込み
漸く鍵を見付けたオレ。
「もう、家出なんてナシだぞ」
そう言いながら、一番目立つ工具箱の上に鍵を置いて、車のバックドアを閉じた。
その後、道具を取りに戻った時、気付いた。
「あ、あれ？閉まってる」
オレは、後部ドアを閉めただけで鍵をかけた覚えが一切ない。
では、なぜ閉まったのか。
キーが中から鍵をかけたに違いない。

鍵の引きこもり。

「鍵、鍵。お父さんが悪かったから。な、なっ。話をしようじゃないか」

オレのドア越しの説得にも、鍵は無言で答える。

〈アイツ、学校で何かあったのか？……はっ、もしやイジメにあってるのか？〉

まあ、鍵が引きこもった理由を考えはしたものの、一向に開く気配がないので、業者を呼んで解錠してもらった。

鍵を置いた位置が悪かったのだろう。鍵を置いた道具箱の中に、強力なマグネットが入っていたのである。
その強力な磁力によって、キーレスエントリーが誤動作し、閉じ込みキーとなった訳だ。

鍵が悪かったんじゃない、強力な磁力の脅しで仕方なく引きこもったのだ。
かわいそうな鍵。


と、まあ、そんなんはどうでも良いですが、午前中だけでこのドジの数々ってどーよ。このオレのポテンシャルの高さ。
ドジの大量生産。
ドジ・マシンガン。



これで今年も安泰でございましょう。