日本ダービーだぜ、ロッケンロール

私が住んでいる駅の前で夜によく若者が路上ライヴをやっている。

女子高生が集まりキャーキャーいっている人気グループもいる。

オジサンこと私ユタカオーはそんな光景を白々しく思いながら毎日帰路についている。


それは先週の事だった。
いつも路上ライヴが行われている場所に、いつもと感じの違うアーティストがいた。

ちょっぴりオヤジだった。

ロン毛だった。

ヒゲ生えてた。

少しくたびれていた。

彼はロックミュージシャンらしい。が誰一人として立ち止まる者はいなかった。
そう、空気のように無視された存在であった。

そんな彼がおもむろに歌い始めた。

声が小さかった。

何を言っているのか聞き取れなかった。

しかし私は脚を止めた。

聴いているのは私一人。

そうこうしているうちに歌はサビに入った。

その時突然彼の声が大きくなった「タイムストップ　ロックンロール！」

それがサビだった。このタイムストップロックンロールのフレーズを延々と繰り返す。

なるほどロックは時間を止めるのかと思いつつ、あまりに連呼するので、夢に出てきそうだなぁと思い、その場を立ち去ろうとした時、彼は叫んだ。
「愛を止めるな！！！！！！」

え？と思った。

大いなる矛盾を感じた。

しかし彼は歌い切った満足感に浸った顔で私を見た。

しがないロックンローラーと41歳オヤジが見詰め合う姿ははた目にはかなりシュールに映ったであろうが、わたしは心のなかで呟いた「ロッケンロール」と。

タイムストップロックンロール、愛を止めるな！！

この言葉を胸に刻みダービーを迎えたいと思う。

ああ、またもや無駄話で貴重な文字数を浪費してしまった。

いよいよダービー。

現地観戦行きたいけれど混んでるよなぁ。
ダービーの現地観戦はスペシャルウィークとタニノギムレットの時。
どちらも記憶に残ってはいるが、タニノギムレットの時はゴール前に陣取っていた私の目の前を黒いゴムまりが走り抜けた衝撃の記憶が今も強く残っている。
そして馬券がカスリもしなかった記憶も強く残っている。

ああ、あのダービーのあの独特な雰囲気をもう一度味わいたいですが、混んでる所に行きたくはないので、前日の明日にでも東京競馬場に行こうかしらと計画中。
前日も混んでるかな？


オッと、またもや話がズレはじめてしまった。
ではでは、恒例のG1全頭診断へGO!
って文字数足りないヤーン。

なので主要馬診断へGO!

サトゥールナーリア
令和の怪物。
朝日杯の時から怪物評価。
前走は着差以上の強さ。普通であれば皐月の2、3着馬には逆転の目はなしと見ている。
皐月賞は6〜７割の仕上げ。あのレースは普通であれば２着馬の勝ちパターン。それを差し切ったのは秀逸の一言。
枠もよし、あとは乗り替わりは勝てないジンクスのみ。

ダノンンキングリー
東京の鬼
前走内に入っていたが若干掛かっていた？
そうなると距離的には不安があるが、アドマイヤマーズを相手にしなかった東京で鬼脚さく裂なるか。
ちなみにディープ×ストームキャットは中山よりも東京の方がX-GUNに成績が良い。力を十分に発揮できれば可能性は低いが逆転の目がある唯一の馬だとは思っている

ヴェロックス
小回りの鬼
ジャスタウェイ産駒はハーツと同系列で東京走る的に思われがちですが、以外にも小回り競馬場向きとみた。
小回りで先行抜け出しが理想のパターンだと思う。
逆に東京だと切れる脚がある馬に差し切られる可能性が永井大。
前走が理想の競馬。でも差された。


と前評判の３強解説をさせて頂きましたが、素直に皐月賞上位３頭が抜けている気がする。堅いかなぁ今年のダービー。

前走不利を受け、ダービー向きなダンチヒの血が入っていたダノンチェイサーを３着候補で狙ってましたが回避だしなぁ。

しいて３着を買うならランフォザローゼス。
今年の弥生賞はおそらくレベルが低いと考えてます。
京都新聞杯もあまりとなると青葉賞からで先行でき、それなりの脚も使えるランフォザローゼスですかね。ノーザンファームだし(笑)

エメラルファイトに強烈なアナ臭を感じとりますが、
クロフネ産駒の牡馬に2400芝って？なのです。
タガノにもアナ臭は感じてます。オルフェ産駒は気分！前走は関係ナシ。
逆に続けての好走もない。

なので
◎サトゥールナーリア
○ダノンキングリー
△ランフォザローゼス
△アレスバローズ
穴エメラルファイト
　

これでイク。ヴェロックスはあえて買わない。