続。放射能とは?

昨日は主に131ヨウ素の話をしましたが…今日はセシウムとベクレル、シーベルトについて
先ずは…環境放射能の数値って事で福島県ではスッカリお馴染みになった毎日のテレビの字幕にでるシーベルトとベクレルの関係を
例えば…1マイクロシーベルトはルージュ姉さんと俺が済む地域が避難地域以外では一番高い位の数値ですが、これをお金に例え、1000円とします□
この1000円の内訳がベクレル
セシウム137が100円で6枚。
ストロンチウムが10円で4枚。
セシウム134が50円で5枚。
131ヨウ素が5円で22枚。
つまり□…放射能を持つ元素の単体での放射線量を表す数値が「ベクレル」で、放射線量のトータルが「シーベルト」っていう事です
ちなみに…文中に登場したセシウムですが□
100円とした「137セシウム」は半減期30年
10円とした「134セシウム」は半減期2年
ついでに(笑)50円とした「ストロンチウム」は半減期28年
だそうです
そして各々の硬貨に例えた理由は放射能の怖さを加味したものですが…比率も加味した内容(俺って頭良い)
さて…ここからが本題
皆さんは、食品や俺達の福島県の各市町村ごとの土地を「何ベクレル」でマスコミが紹介っていうか、言ってるのを良く見たり聞いたりしてるでしょ
注意してるとね必ずベクレルを言う前には「137セシウムの」って言うんです
これでピンと来た方は頭良いょ(笑)
そう…食品や土地の基準にしてる「ベクレル」は100円玉の「137セシウム」のみの数字
これは国内に一番多く飛散した放射能の多分6割に該当するから
あ、不安にならないでね残りの4割は間違いなく「134セシウム」と「131ヨウ素」だから他は元素の質量からも飛びようがないからマジ

ほとんどの農産物の基準は「137セシウム」のベクレルで500Bq、ただし乳製品や牛肉は200Bqなぜ…牛絡みだけってのは、皆さんご存知の「藁」なんだけど…「藁」は乾燥させて、乳牛の場合は「寝藁」
肉牛の場合は「餌」にします
乾燥は当然ながら田んぼでさせるから…「137セシウム」で200Bq以上の場合は、ストロンチウムとかの降下塵を被った可能性を加味した内容ってことだろうね
しかし…乳製品ってどうなんって話
乳牛は牛にとっては凄い御馳走しか食べないんだょ
寝藁を食った可能性ってのも0じゃないってことなんだろうけどさ…厳しすぎ
あ、そうそう爆発の翌日に建家に防護服なしで入って被爆した作業員が居たでしょ当時の建家は500万Bqだったにも関わらず…病院一泊しただけ
Bqでは…原発付近でさえ深刻な被爆はないそうです