上下関係の在り方が間違っているのは学校社会であり、大人社会ではない

上下関係の在り方が間違っているのは学校社会の方であり、大人社会ではありません。
理由は学校社会の上下関係は過ちを親や先生や上級生のせいにさせず、子供本人に重い責任と自覚を持たせるし、下級生が悪い事をしたら、下級生本人が先生に怒られるのであり、上級生が先生に怒られる事が有り得ないからです。
企業や官公庁の大人社会では部下や後輩のした事で怒られる事がザラであり、過ちを上の関係者に擦り付け、新人が仕事でミスをしたら、先輩が上司に怒られるからです。
例えば、警察官がパトロール先のコンビニやスーパーのトイレに拳銃を忘れたら、その警察官本人ではなく、直属の上司が署長に怒られるし、刑務官が万引きで警察沙汰になれば、刑務官本人ではなく、看守長や刑務所長等の上司が矯正管区に怒られるからです。
大人社会の上下関係に慣れてしまうと、学校社会の上下関係が間違っていて、理不尽な事が分かります。
上下関係の在り方が間違っていて、改められなければ、いけないのは、大人社会ではなく、学校社会の方です。