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2017/09/15 08:45
3日間開催の影響
今週から開門がAM5時→6時に変更。開門直後のラッシュ時も、明るい中で行われれば人馬ともストレスは少なくなることだろう。
大津観測で月曜から火曜にかけて34ミリの降雨があり、水曜の坂路は稍重〜重の馬場状態。そのため時計はやや掛かり気味。普段はラスト1ハロン12秒0〜12秒3あたりで上がってくる馬が続出するのだが、今週は控え目。追われてラスト1ハロン12秒5前後、馬なりで13秒前後が目安と言えそうだ。
木曜は馬場が回復して良〜稍重だったが、それほど走りやすくなった感じはなく、時計の出方は水曜とほぼ同じだった。
今週は賛否両論のある2場での3日間開催。馬券好きにはたまらない3日間だろうが、「集中力が保たない……」と嘆く新聞記者は多い。更に次週は、3日間開催明けで火曜が全休日(普段は月曜)となる変則日程。厩舎サイドも2週続けて調教に工夫を凝らさなければならないという状況だ。
基本的に、レースは追い切り日から中2日か中3日で使うもの。吉田厩舎のように中3日での出走を守るため、土曜の出走馬は火曜に追い切るケースもあるぐらいだ。
ただし、全休明けの火曜は、基本的に専門紙の時計班はお休み。「吉田厩舎のために休日返上はしない」と専門紙グループでの取り決めているが、どうやらエージェントの関係で付き合いのある想定班の記者がコースの追い切り時計を計時しているらしい。
と言っても、普段やっていない記者が取る時計ほど怪しいものはない。ある意味、『闇調教』と言っても過言でなく、マスコミの吉田厩舎に対する評価と好感度は低い。しかもこれで成績が上がってこないのだから困りものだ(苦笑)。
話が逸れてしまったが、月曜に出走する馬がレースまで中4日になる水曜に追い切ることは、馬のバイオリズムからすれば決して得策とは言えない。3日間開催は、それ自体もそうだが、全休日がズレることで次週への影響も大きく、馬券を買う側が考えている以上に関係者は頭を悩ませるものなのである。各陣営が、いつ、どのような追い切りを消化したのか、よくチェックしておく必要がある。