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2017/09/24 11:09
日曜日注目馬
日曜の阪神7レースだがこんな事が事前に行われていた。ルメール騎手が騎乗経験のある馬ではなく、モズアスコットに騎乗。
実はこれ、裏で色んな動きがあった結果モズアスコットに騎乗することが決まったのだ。その裏事情を今日はご紹介しましょう。
まず、大前提としてルメールは元々コロナシオンに騎乗する予定だった。関係者内で出回っている想定表でもコロナシオンの騎手欄にはしっかりとルメールって書いてあったし、なんならモズアスコットの方は未定。
動きがあったのは、想定が出た水曜午後よりも後のこと。どうやらルメールのエージェント側が見落としていたようなんだけど、このコロナシオンは53キロでの出走だったんだが、実はルメールはこの斤量だと騎乗できないんだよ(実際に今年53キロの馬には1度も乗っていない)。
で、コロナシオンとしては前走で騎乗していながらこのレースに騎乗がなかった川田を確保。そしてモズアスコットとしては、鞍上が決まってなくてどうしよう、というところでルメールが空いたもんだから確保!という流れだったのだ。
騎乗依頼を仲介しているエージェントも人間なもんで、こういった手違いというのもたまには起こるもの。ただ、それを知っているかどうかっていうのは、現場の声とかを聞かないとなかなかわからない部分でもあるよね。
実はいろんなアクシデントやミスがあるのが現場の実情。丁度そんな"やっちまった話"をもう一丁。
『人』の手によって競馬は成り立っている。
故に予期せぬ間違いやアクシデントも起こってしまう実情がある。
過去の実例に基づいて話していくけど、結構多いのが出馬投票トラブル。
厩舎関係者は木曜日に『出馬投票』の紙※添付に記入して提出するのだが、その際に……
ブリンカー着用の旨を提出し忘れて、レースで着用不可
になってしまう厩舎があったな。
「せっかく稽古では効果があって、これなら本番でも…」と色気タップリに話してたのに、結局レースでは集中力を欠いて凡走。レース後の関係者は「こんな凡ミス情けない…」と肩を落としてたな。
もっとヒドイのもあるで。なんとなんと……
投票する番組を間違えた
のだ。
これには当然馬主さんも大激怒。
その後、その厩舎との付き合いは……言わずもがなやろう。
ちなみ別の番組に投票された馬は人気で馬券圏外へポーンッと飛んでいった。
このように、競馬サークルは『人』によって成り立っている。故に間違いが起きることもある。が、それが公になる事は殆どないだろう。
関係者のホンネを知る事がどれほど大事かお分かり頂けるだろう。