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2017/10/21 01:10
土曜日注目馬
あくまでもココで言っても大丈夫な範囲内の話しかできないので、そこはご了承いただければと思います。
●雨が嫌いな方々
これ、前にも触れたかな?と思うけど、今週末の天気が天気なので改めて。
「砂を被ると走る気をなくす」って馬がいるのは皆さんも結構お馴染みだと思うけど「雨粒が顔に当たってやる気をなくす」っていう馬もいたりするんだよね。
当たり前だけど馬も生き物、1頭1頭個性があるってもんだ。
で、もっと個性が強い人間も、当然「雨は嫌だ!」って人が多いよね。むしろ雨を全身に浴びながらレースをする騎手に、雨を歓迎する方が普通じゃないとも言えるが、今回取り上げるのはそういう話ではなくてだな。
雨の中で競馬をすると、前の馬が蹴り上げた泥がかなり飛んでくる。ダート戦はもちろん、芝でも相当ドロドロになるんだよね。先週ディアドラに乗ってたルメールもかなーり泥がついていた。
この"汚れ"をとてつもなく気にするジョッキーが川田。ズボンやブーツについた泥を検量室のタオルで入念に、いや、執拗に拭いている姿をよく見かける。
あとは雨の中でのインタビューも避けがち。できるだけ汚れないように、できるだけ濡れないようにという立ち回りをしがちだね。
まあただ俺が言いたいのはこれがシンプルに「よくない」という話ではなく、そんなコンディションの中でもキックバックを全く気にすることなく突っ込んでくるジョッキーとかもいるわけ。「全く気にしなーい」っていうジョッキーのほうが競馬の選択肢も増えるし、ロスも最小限で済むよね。
「雨のときは絶対にダメ」って決め付けてしまってはやり過ぎだが、ジョッキーの中にもこういう人がいるってのを把握しておくだけで、色んなシチュエーションを考えられるって事だね。
最後に、多くのメンバーより「コパノリッキーがJBCスプリントに使う件」についてお問い合わせを頂戴してるので真相を明かそう。
なぜ、話すかというとゆきみも知らない『馬主が絡んでいる』からだ(笑)。
ご存知の方も多いと思うが、当初は南部杯からチャンピオンズCへと直行する予定だった(陣営の意向)。ところが、オーナーサイドから「今年で引退だし、チャンピオンズCしか使えないと勿体ない!使えるとこ探して使って欲しい」という声が飛び出したそうな。
ちなみに、なぜ“クラシックではなくスプリントなのか”という点については、コパノリッキーがクラシックに使うと、社台のオールブラッシュ(同厩)が弾かれてしまう可能性があるから。調教師と社台との間に色々あるんだろう。
なお、コパノリッキー陣営の色気については「1200Mはもともと昔に使おうとした」という背景があり条件自体はそこまで悲観している感じではなかったが、状態面にはやや不安がある様子。少なくとも陣営は喜んで使うって感じではないぜ。