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2018/06/02 06:56
土曜日 日曜日注目騎手
先週、能力指数1位ワグネリアンで日本ダービーを制して、実に19度目の挑戦でダービージョッキーの肩書きを得た福永祐一騎手。
9年連続リーディングジョッキーという偉業を成し遂げている福永洋一騎手という偉大な存在を父に持つが故に、デビュー当初から「福永洋一の息子」と形容される事も多い存在でしたが、今となっては自身も2000以上の勝ち星を積み重ね"名手"と言って過言ではない域まで到達。そしてついに、その父すらも得られなかったビッグタイトルを手にしました。
そんな福永騎手と言えば、競馬開催中に実際に本馬場を歩いて馬場状態を確認するのがお馴染みのルーティン。中央競馬では当然の事、地方交流競走に騎乗する際にもダートコースを自身の足で確かめて、どの部分が最も走りやすいか、その身をもって確かめてからレースに向かっています。
実際に「理詰めで乗っている」と本人が公言しているように、レースで騎乗する際には馬場確認以外にも多くの準備をしているそう。そして、しっかりと準備をした上で出た結果に向き合っているため、レース後のコメントも具体的なものが非常に多いジョッキー。
例えば、ダービーで勝利に導いたワグネリアンについては2歳時に「前脚がバタフライみたいな掻き込みをする馬なので、脚元への負担は少し気になるな」と、身振り手振りを交えながら表現。レースぶりについてだけではなく、その馬の走法についても冷静に分析していました。