…レッドルレーヴ　フラワーカップ…

レッドルレーヴがフラワーカップに出走しました。

１口出資３頭目で初めての重賞挑戦。
最終４番人気で結果は２着とがんばってくれました。


せっかくなので、自分なりに
レッドルレーヴ贔屓のレース分析をしてみようと思います。
（長いです…ご注意）



レースは1000ｍ通過59.2秒というペースで推移したため、
一般的な見解としてハイペースで、差し・追い込みに展開が向いたと言われています。



果たしてそうなのか？



フラワーカップの前半4Fラップは
12.6-11.5-11.7-11.8-


当日１つ前10レースの前半4Fラップ（芝1600　3勝クラス）は
12.4-11.2-11.3-10.9-



フラワーカップはスタートして400ｍは上り、そこから緩やかに下る。

10Rについては1600m戦でしかも、スタート後、すぐ下り。



このことだけでも、レースはハイペースで推移してるのが明白。

が、展開が向いたにしては、外から差してきたのはレッドルレーヴ１頭のみ。
（チェスナットドレスはコーナー内回って、直線で外に出したのでちょっと違う）




ポイントは風にあったと考えます。




レース当日、中山競馬場は北西の風が約3m/s吹いていた。
これでスタート直後と最後の直線が逆風になります。



なので、スタート直後は上り＋逆風を、上にあげたタイムで走って消耗した、
そして向こう正面では、終始11秒後半のラップではあったものの、
追い風のため字面のタイムよりは、思いのほか楽に走れた。
といった感じではないでしょうか。



調べてみると、中山競馬場でホームストレッチに逆風が1m/s以上吹いているときは、
普段より逃げ、先行馬が激走していることがわかりました。



勝負所で外を回って差を詰め、
尚且つ直線では向かい風の中、そのスピードを持続させなければならない
差し・追い込みに比べ

スタートでは他馬より消耗するものの、
向こう正面から勝負所にかけて、追い風を利用しつつ息を入れられる
逃げ・先行の方が有利だということではないでしょうか。



さらに、フラワーカップが逆風で行われたことがないかも調べたら。

１件該当ケースがありました。



それはバウンスシャッセが勝った2014年。
同じ北西の風。ただ風速は6m/sで今年よりかなり強い風でした。


この年のレースは、逃げ・先行馬で決まった。
外を回って掲示板に載ったのは５着のショウナンパンドラのみ。


そうあのショウナンパンドラでも掲示板が精一杯。



普段は、コースの形状からハイペースになりにくい中山１８００ｍ。
しかも逆風の場合は逃げ・先行馬が激走。


今年のフラワーカップは、例年よりハイペースではあったものの、
逆風により、やはり差し・追い込みにはキツかったのではないでしょうか。



なのでこなバチ見解としては、
ハイペースはハイペースだけど、だからと言って差し・追い込みに展開が向いたとは言えない。です。



そんな中、レッドルレーヴは健闘してくれたと思います。


騎手についてもスタートから３コーナーまで本当にうまく、
理想的な競馬をしてくれたな、と感じています。

勝負所では、もう一息入れたいところを
後ろから来られて動かざるを得なくなり、強引にまくっていく競馬でしたが。
仕方ないですよね。張らないと外回されるし…

最後は止まってしまったけど、片鱗をみせてくれたと思っています。


馬券はルレーヴ頭で全部買ってたのでハズレ！！
一瞬夢見たけど、こちらもまだまだ修行が足りないようです。



他馬について、
内を回った馬についてはゴチャっとなって実力を発揮できたとは言えないですが
そこが中山コーナー４つの怖さでしょうかね…


ポレンティア・ショウナンハレルヤの２頭なんて、
スムーズに開きさえすれば、全然違った結果だったのではないでしょうか。


勝ったアブレイズは、キャリア１戦であの内容。
強かったです。


次戦うときは負けない！
そんな感じでしょうか。


ちなみに今日のスプリングＳもフラワーカップと同じ舞台。
レース時間帯の風予測は、南南西の風5m/sで直線追い風。
差し、追い込み激走のサインか？笑



長くなりましたが、読んでくれてありがとうございます。
レッドルレーヴ贔屓のレビューですので戯言と思ってください。