カレンダー

昨日、引退馬協会さんから、注文していたフォースターホースカレンダーが届きました。

表紙は、クールビューティーな（でもどろんこ大好きな）、エイシンバーリンさん＾＾
中をめくると、どの馬も毛並みよく、のんびりとした表情をしていて、大事にされているんだなぁとわかります。

以前、柴田哲孝さんの『逃げ馬物語』という本を読んで、ライスシャワーやミホノブルボンの年の菊花賞に出たキョウエイボーガンが、引退後処分される危機にあったことを知りました。
厩舎に連絡を取ってそれを知ったファンの方が、処分される馬が集められる牧場まで行ってボーガンを引き取り、彼の命は救われました。ファンの方は、ごく普通の主婦の方で、自分のパート代をボーガンの預託費に充てていたそうです。
そして、先月、netkeibaのコラムで、ボーガンの今が特集されていました。
ボーガンは、本に書かれていた土佐黒潮牧場から群馬県の乗馬クラブに移動し、今も元気に余生を送っています。

この主婦の方との出会いがなければ、重賞２勝もしているキョウエイボーガンは、ひっそりと処分されていたのだろう。とびきりのお金持ちでもない、一般の主婦の方が、自ら行動してボーガンを救ったこと、そして２０年間ずっと養い続けていること、本当にすごくすごく素晴らしいと思います。

自分はとてもそこまではできないけれど、自分にできる範囲で、少しでも馬たちの力になりたいと思います。

できる範囲で、自分の負担にならない程度でいいと思うんです。それがたくさん集まれば、悲しい運命の馬を一頭でも救うことができると思うんです。
そうやって、引退馬協会のフォースターホースやサポーターホースたちは幸せに暮らしています。

今わたしが応援している現役の馬たちは、決して強い馬ばかりではありません。
引退したらどうなってしまうんだろう、と思う馬もいます。
WIN5あたったら、絶対引き取るぞー！と夢を見つつ、今できることを少しでもやっていきたいと思います。