信じたくない急すぎるサヨナラ…

完全に一人言です。
出資馬のカタルーニャが引退。
クラブのHPで昨夜知りました…
………絶句………
すみません、ダラダラと書くかもです。
「カタルーニャ」
父 メイショウサムソン
母 レイナカスターニャ
母父 キングカメハメハ
２０１３年産 サンデーレーシング
総額１２００万円 牡馬
１次募集 第２希望出資。
１,５次募集で満口。
今思えば、うちから見ると良血なのに
なぜこんなに安いのか不思議でした………
以下、簡単なレポート…

2014.10.23
ノーザンファーム空港へ

2014.12.5
フラットワーク、２０秒キャンター
バランス良く、安定感あるフォームです。

2015.1.5
坂路ピッチあげてもまったくへこたれません。力強く安定感ある走りにスタッフが魅了されています。

2015.3.6
馬名が「カタルーニャ」に決まりました。493kg

2015.7.31
１４秒キャンター中心ですが疲れるどころか逆に動きが伸びやかになってきました。

2015.9.25
動き、息遣い共に上々です。

2015.10.3
美浦 金成貴史厩舎に入厩しました。
師…「まったく問題ありません。元気すぎるほどです。」

2015.10.16
ゲート試験合格しました。

2015.10.21
天栄に放牧に出ました。

2015.11.14 (天栄スタッフより)
大型馬特有のモッサリした動きはありますが、脚さばきの良さ、きれいな飛びをしていますので磨けば光るものを持っていると思います。

2015.12.23
美浦に帰厩

2016.1.17
フランシス ベリー騎手でデビュー。
中山６Ｒ芝２０００
※インコース中団で脚をためて直線を迎えましたが、本馬の前と外側に他馬がいて満足に追うことができず３着入線に終わってしまいました。

2016.2.28
中山６Ｒ 未勝利戦 芝２２００
※馬群中団でレースを進め、３コーナーで騎手が促していくと外から進出してきた２番人気の馬と並走して４コーナーで先頭に立ち、直線は後続を引き離しての叩き合いになりました。残り１ハロンで本馬がひと脚使ってリードを１馬身つくり、ゴール前で詰められましたがクビ差で勝利をあげています。
………
本当に感動の勝利でした。
デビュー戦はゴール前で非常に悔しい思いをしましたが２戦目の壮絶な叩き合いでの勝利で報われたようでした…
しかしレース後、美浦で金成師が
「レース後、歩様はゴトゴトと硬さがあり、脚元に張りが感じられます。いったん放牧に出すことも選択肢のひとつですが、鮮やかな勝ち方をみるとクラシック戦線への夢をあきらめきれない所もあります。決して無理を強いるつもりはありませんが出走できるようであれば３月２７日(日)中京、大寒桜賞２２００を目指します。いずれにしろ今週、脚元のコンディション回復を見ます。」
との事でした。
………
休ませてほしかったです。
じっくりと育ててほしかった。
結果、中京の硬い馬場で走ったせいなのか…
左前脚、ひざ部分のトウ骨遠位端の剥離骨折が判明。全治６ヶ月の診断…
社台ホースクリニックにて骨片除去手術を受け、復帰に向けて徐々に運動を開始していました。
今月上旬には坂路１５秒まで回復。
もうすぐ美浦に帰れる………ところでした。
2016.9.29
調教が進みましたが本日(木)、右前脚ウラ側が腫れてしまいました。明日、エコー検査を行います。
2016.9.30
「エコー検査を行ったところ、右前脚の屈腱に損傷が認められました。腱の損傷は広範囲に広がっており、復帰の目処が立たない状態です。重度な症状であり、今後出資会員さまの負担が大きくなるばかりと判断し、金成調教師と協議した結果、本馬を引退させることにしました。復帰への道筋がみえたところでこのような事態となってしまい、クラブとしても心苦しい限りです。誠に残念なことと存じますが何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。」

カタルーニャはたったの３戦しか走れませんでした。
中山のパドックで初めての会ったときは本当に感動しました。まだ幼い感じもありましたが、大柄な馬体にどことなく風格も感じられ、毛づやも良くて一目で魅了されてしまいました。
………
激しい叩き合いの勝利。
歩様がゴトゴトする。
あそこで天栄に放牧に出していれば。
何を言っても、たらればなので
仕方ありませんが悔しいです。
とても悲しく、家族も悲しんでおります。こんなに泣いたのは久しぶりです。

明日は久しぶりに中山に行きますが、
ゴール前でカタルーニャの面影を感じてきたいと思います。
奇しくも今年、カタルーニャの妹の
レイナカスターニャの１５に出資させて
頂いたので、彼女に兄の分まで走ってほしいと願います。