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2016/07/25 17:55
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
★★★★☆(星4つ)
米ソ冷戦時吹き荒れた"赤狩り"。
その赤狩りの標的により投獄され、釈放後も名前を隠しながら執筆活動を送った脚本家、ダルトン・トランボの人生を実話ベースで描いたドラマ。
いや〜、この人凄いです。
『ローマの休日』は彼が書いたものを、別人(仲間の脚本家)の作品としてのスタジオに送ったもの。
後はネタバレになるので避けますが、あの歴史スペクタクル超大作も、あの俳優の代表作のアレも彼の作品。
で、潜伏時代、オスカーを2度獲得してます!(その後、ダルトン・トランボの名前で、改めてオスカー像が贈られてます)。
赤狩り映画に有りがちな"湿度"が最低限で、カラッとした仕上がり。
エンターテイメント作品としも十分楽しめます。
(バリバリ共和党員のジョン・ウェインの政治スピーチを見た脚本家たちの会話)
「流石、魅せられたよ」
「そりゃあ、演技をしてないからな」
やっぱり彼は〇〇なのね(笑
映画ファンは必見!(^^)
(余談ですが)エル・ファニングがトランボの長女役で出てるんですが、誰かに似てるんだよなぁ、とモヤモヤ。
帰宅して、しばらく考えて解決しました。
西岡徳馬の娘でした(笑