『スプリット』

★★☆☆☆(星2つ)

　誕生日パーティーの帰り際、一人の男に車ごと誘拐された3人の女子高生。

　監禁された彼女たちは、ドアの外で誘拐犯の男と、知人らしい女の会話耳にする。
助けを求め彼女たちは叫ぶ。

　ハイヒールの音が近づきドアが開く。
「助かるかも？｣と思ったのもつかの間、そこに立っていたのは、女性服に身を包んだあの男だった・・・。

な、M・ナイト・シャマラン監督のサスペンス・スリラー。
【23人＋1人】の人格を持つ男(シャマランも言ってますが、ビリー・ミリガンがモチーフ)を演じるのはジェームズ・マカヴォイ。
こういう役は"人格ごとに演じ分けてまっせ！"というのが分かり易いので勘違いしがちですが、演技レヴェルは驚くほどではないです(笑

　冒頭の誘拐のシークエンスがテンションMaxでしたね。
カメラワークもバッチリ、鳥肌が立つくらいゾワゾワして、
「シャマランはやれば出来る子！｣
と心の中で叫んだぐらいです。

あの時に帰りたい・・・(遠い目
　
　そして、なんだかんだあって(笑、テンションが上がらぬままラストを迎えます。
そこで、〇〇が顔を出し一言セリフを。
実はこの『スプリット』、〇〇主演の△△と同じ時間軸の話で、"△△の続編へ続く"という前フリ映画だったんですね。
なので、△△を観てない人は、いきなり〇〇が出てきて( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝになります。
△△観てた自分が( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝなんだから間違いないです！(笑

　でも、「金返せ！ヽ(`Д´)ﾉ｣という怒りの感情は湧いてこない。

─ 何故か？


シャマランだからさ( ´,_ゝ｀)ﾌｯ