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2016/04/12 12:15
皐月賞
※東京開催の11年を除く9年間データ
●傾向
1、配当と人気
平均配当
単勝・864円
複勝・425円
枠連・1956円
馬連・15093円
馬単・28554円
3複・38263円
3単・274427円
過去9年で1番人気の馬券対象馬は4頭(2,1,1)。一方、2番人気は6頭(1,3,2)。馬券対象馬の多さなら2番人気が1番人気を上回っている。なお、1番人気で馬券対象外となった5頭は以下の通り。
06年アドマイヤムーン(4着)
07年アドマイヤオーラ(4着)
09年ロジユニヴァース(14着)
12年グランデッツァ(5着)
15年サトノクラウン(6着)
また、最も低い単勝人気で馬券対象馬となったのは07年2着サンツッェペリン。ただ、同馬を除くと過去9年で12番人気以下の馬券対象馬は皆無。10番人気と11番人気の馬券対象馬は出ているだけに、人気面で狙いが立ちそうなのは10番人気程度までだろう。
配当面では、ここ3年連続で馬連は三桁配当。また10年と12年も1200円台と比較的平穏。しかし、それ以前は9万馬券を含めて4年連続の馬連万馬券と荒れている。
2、前走条件
馬券対象馬は前走重賞組(8,6,7)と大半を占める。一方、前走OP特別組は(1,3,2)。ただ、出走頭数が全く違い、重賞組は計120頭以上、OP特別組は26頭。つまり、複勝率では、16%の重賞組より23%のOP特別組が高い数値。
3、前走距離
前走1800m組(6,3,3)、前走2000m組(3,6,6)。つまり、馬券対象馬27頭は全て前走で1800mor2000mに出走していた馬。ただし、1800m組と2000m組はいずれも出走頭数が60頭以上と多くを占めている。その他の距離はいずれも10頭未満となっており、出走数そのものが少ない点は考慮が必要だ。
4、前走着順
前走1着(7,2,5)
前走2着(1,3,2)
前走3着(0,2,1)
前走4着(1,1,0)
前走4着以内で(9,8,8)とほとんどを占めている。
上記に入っていないのは、
07年2着サンツェッペリン(スプリングS8着)
09年3着セイウンワンダー(弥生賞8着)
ただし、この2頭はサンツェッペリンが京成杯1着(中山2000m)、セイウンワンダーが朝日杯FS1着(中山1600m)と、中山の重賞勝ち実績のあった馬。
5、5着以内率
(5着以内率)
06年1着100%
06年2着100%
06年3着100%
07年1着100%
07年2着 62%
07年3着100%
08年1着 83%
08年2着 85%
08年3着100%
09年1着100%
09年2着100%
09年3着 80%
10年1着100%
10年2着100%
10年3着 80%
12年1着100%
12年2着100%
12年3着100%
13年1着100%
13年2着100%
13年3着100%
14年1着100%
14年2着100%
14年3着100%
15年1着100%
15年2着100%
15年3着100%
上位の通り、デビューから5着以内を100%の確率で確保した馬が多くを占めている。
なお、100%未満で5頭中4頭は6着以下を経験した回数が1回のみ。例外の1頭は07年2着サンツッェペリン。
さらに、6着以下を経験した5頭中4頭が重賞勝ち馬。例外の1頭は08年2着タケミカヅチ。ただ、タケミカヅチも皐月賞以前に重賞2着2回3着1回と繰り返し重賞で好走。
なお、皐月賞以前に重賞未勝利だった馬は、馬券対象馬27頭中7頭もいる。重賞勝ち実績は必ずしも必要な要件とは言えない。
とは言え、7頭中6頭は5着以内率が100%の馬。その点は考慮した方がよさそう。例外の1頭はタケミカヅチ。
つまり、
「5着以内率100%→重賞未勝利でもOK」
「5着以内率100%未満→重賞勝ち実績が望ましい」
となる。