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2018/12/17 13:25
競馬のロマン、その12(想い出の馬と有馬記念)
過去の記録を調査したら、私が最初に記憶している有馬記念は1978年のカネミノブが優勝した年だった。あれから40年間も毎年欠かさず見ている。当時は、新宿にあった会社で土曜日出勤があり、前日に新宿場外でサクラショウリ(その年のダービー馬)から1000円の枠連を3点ほど流して買った記憶がある。サクラは5着だったので馬券は外れ。月曜日の社内の反省会で「サクラは春に咲く、冬は咲かないで、人生、仕事に耐える時期」と先輩、上司など揶揄われた。でも、子のサクラスターオーは、秋の菊花賞をゴールドシップを抑えて優勝した。「桜が秋の淀で満開に咲いた」との杉本節が懐かしい。私は9番人気の馬から流すことはできなかった。この頃から、血統に興味を持つようになった。当時は、社内で有馬やダービーの時期になると、競馬予想を昼休み、15時の休憩時などに検討会と称してよく討論をした。上司が競馬が好きで夕方になると会社を抜け出し、新宿御苑駅近くのキオスクに買いに行かされた。当時の日刊競馬は100円だった。今から思うと、あの時に馬券が当たらなくて良かった。もし当たっていたら人生が狂っていたかも。
以前は、枠連や馬連が主流、現在は三連複が主な馬券種になる。軸を決めて流しても、ヒモがこない。当たっても1着3着と馬券が下手なので、それぞれの馬への思い入れは希薄だ。単勝買いの人は、自分の買った馬をよく憶えているが、私はあまり覚えていない。
今年の有馬記念はレイデオロの単勝とキセキの馬連1点を買ってレースを見るつもり。レイデオロが忘れられない馬となることを祈る。でもキセキも、、、。