75件のひとこと日記があります。
2019/02/20 20:42
競馬のロマン、その13( パドックでのおじさん)
パドックで、手摺りにもたれて、熱心に馬を見ているおじさんに共感を覚える。手に持っている新聞には、赤い丸や、数字が書き込んである。時々、私も気になって、隣の人の新聞を覗き込む。自分の予想と一致していれば、嬉しいものだ。一人でブツブツ論じているおっさんもいる。私は黙って見ているが、そのうち人気薄の「3番の〇〇が気合い充分だ」と一言叫んで、パドックから立ち去り。レースを見て現実にその馬が来たら最高だな。そんなおじさんになりたい。私の声で周りの人が100円でも馬券を買ったら馬券冥利につきる。
今日は散歩で、見知らぬおじさんと立ち話をした。フレンチブルドッグを散歩している人、メダカを買っている人、一匹3000円の値段には驚いた。詩吟を吟詠している人は岳風会の流派で「楓橋夜泊」を吟じてくれた。庭の植木を剪定している人、高いところは、学生時代にロッククライミングで慣れているとのこと。
4人のおじさんと短い時間の会話だが、その専門の分野の話を聞けて楽しかった。 今度は、東京競馬場で話しかけてみよう。