アルーアキャロル

今週末は秋の天皇賞が東京競馬場で行われます。レーティング５位以内であるラストインパクトは優先的に出走できるので今から楽しみではあります。本日は騎乗予定である菱田騎手を背に追い切りを無事消化しました。もう５歳なので動きはいつも通りで、やはり札幌滞在は避暑には最適でしたが出走体制を整えるにはちょっと楽をし過ぎたようです。
歴代シルク獲得賞金でベスト３ですし、ここまで育ててくれたマツパクさんは来年２月で定年ですから、やりたいようにやってマツパク厩舎のグランドフィナーレ迎えていただけたらと望みます。
通常追い切り時に騎乗している野元助手ではなく本日は菱田騎手に騎乗させた辺りにマツパクさんの本気度が感じ取れるのですが・・・

今年のシルクの一口２歳馬で牡馬は１頭しか購入していませんでした。
アルーアキャロル（父ゴールドアリュール）の最近の調教状況が他のＭｙ一口２歳馬より数段
ワクワクさせるもので、11月８日の福島デビューに向けて意気揚々と言える状況です。
本日は騎乗予定の大野騎手を背に美浦南Ｗで古馬オープンのフィールザスマートに
　　
　　67.1- 51.8- 37.8- 12.8［７］強目に追う
　　フィールザスマート（古オープン）一杯の外に0.4秒先行0.6秒先着

この２週間良い時計内容で追い切りを消化していますが、ダート志向の強い新開調教師の評価が非常に良く、地方場所で好騎乗の目立つ大野騎手に早々と乗り役さんを決めたのも期待の表れと思います。
新開調教師のコメントを見ると結構マツパクさんと似たような状況判断と今後の指針と期待度を適切に表現するようなタイプに見えます。多少クラブ側でコメントのトリミングをするかとは思いますが、いつもコメントが長くなりがちでも、まさに調教師としての「ブリーフィング」のお手本のようです。
キムテツさんもこのようなコメントを残してくれると少しは説得力が上がると思うのですが・・・

まあ実際は調教だけで勝負が決まる訳ではないですから、新馬戦で脚元の故障や性格の悪さやクセが出現することもあるのでレースに出走してみないと可能性は判断できないですが、この時期に調教パートナーが古馬オープンであることを鑑みると、期待の高さが窺えると思います。