ジョアン　モレイラ騎手のＪＲＡライセンス挑戦

昨日の競馬ニュースでビックリしたモレイラ騎手のＪＲＡ騎手免許に挑戦する決意をしたとの香港メディアからの報道。

早速香港ジョッキークラブのサイトを調べて見るとモレイラ騎手の決意を語ったインタビューがＵＰされていました。

https://www.youtube.com/watch?v=BDFEs9BpX4c&t=2s


モレイラ騎手でお世話になった私のお馬さんと言えば、ドバイシーマクラシックでのラストインパクトと昨年の札幌でのブライトクォーツ。どちらも勝つことは出来ませんでしたが、ラストインパクトは乗馬になってからは「ドバイシーマクラシックで３着」と紹介されることがありますし、ブライトクォーツは未勝利の身であるにもかかわらず未だＪＲＡで現役でいられるのもモレイラ騎手の騎乗があったからこそ、と思います。

現在の今年香港でのモレイラ騎手の成績は１１６勝のトップですが、２位ザカリー　パートン騎手との差は１勝差。３位カリス　ティータンは４４勝なのでこの２トップが勝ちまくっている状況です。
日本でのトップはルメール騎手の７１勝ですが、獲得賞金を見るとルメール騎手とモレイラ騎手ではあまり変わらない状況なので、恐らく今後の安定したキャリアを考えて日本での暮らしを選んだのかと想像します。

ただ・・・ＪＲＡの騎手ライセンスには「日本語」と言う大きな壁が存在します。プレスとのインタビューで通訳なしで応対する能力だけでなく、競馬に関する日本語独特の表現を学習する必要があります。１回でパスできるかは何とも言えませんが、２人の前例があるので傾向と対策は今回の動きにある「裏で動いている人たち」が教え込むハズです。

来期の香港でのライセンス更新申請をしていないので、決意は相当なものでしょう。何とか夢を実現させて、私の愛馬ちゃん達の「勝利の方程式」を沢山実現させて欲しい所です。

写真はドバイシーマクラシック時のラストインパクト＆モレイラ騎手です。下はドバイ滞在時のオチャメなラスパク君です。