アシュラムは姉馬の戦績からもダート馬では？

・・・と言うことで・・・２月は未勝利となりましたが、グラスピレとレヴォリオは前走より進展を見せる善戦を見せ、その他の出走馬も何となく血統的に期待を裏切る理由が分かるような敗戦だったので、あまりガッカリ感がありません。

グラスピレの兄は先日ＯＰ入りを果たしたバンクオブクラウズですが、この兄馬は勝ち上がりに３戦を要し１１戦を要してようやくＯＰ入りを果たすことが出来ましたように「叩き上げ」の血統がグラスピレのレース結果にも表れているように思います。
今回ようやく馬券に絡む走りが出来たように、次走は更なる上位の着順を望むことが出来そうです。

レヴォリオは最近の小倉芝コースでの位置取りで惜しい結果となりましたが、前走の勝ち馬が今日のすみれＳで３着に善戦したことからも実力はありそうです。勝ち上がりは馬場の良い状態での福島でしょうかね。

セルディアーナも再度の芝コース挑戦となりましたが、こちらは何となく直線で乗り役さんが逃げ馬に合わせに行ったような乗り方になり、馬場の良い場所を忘れてしまったかのような印象でした。３角から直線での位置取りを考えた進め方を考えた騎乗が出来たらもう少し良い結果だったかもしれません。
メインレースで今回の乗り役が勝利したことから見ても、馬場状態の確認に利用されてしまった印象が拭えません。

セラヴィーとシンシアハートは小柄な馬体ゆえの揉まれた時の弱さが出てしまったようです。兄姉馬を見ると勝ち上がるまでもう少し時間がかかりそうですが、本日の結果でダメ出しをするのは早計です。

さて・・・デビュー戦となったアシュラムでしたが、人気に応えることが出来ずに１１着と惨敗。
１口馬であったベルジュルネ（未勝利引退）が４月の福島で未勝利戦デビューした時の調整過程に似ていたので静観して応援していました。
個人的印象としてはやっぱりダート馬！と言う印象です。
姉馬のドンドンキードンがダート初挑戦でいきなり未勝利を勝ち上がり２戦目でも善戦したように、恐らくアシュラムもダートで・・・と言う印象でした。
今後の芝クラシック戦線を意識する向きには残念かもしれませんが、ベルジュルネよりも無駄の無い走行フォームは良いですし血統通りなら今後ダートで活躍してくれるかもしれません。

調整過程で芝向き・・・と見られたお馬さんが実はダート馬！と言うケースは沢山ありますからもう少し気長に待った方が良いでしょう。
１口馬テイストオブハニーが札幌デビュー戦で内容のあるレースをしたために芝を多く使われましたが母系はコッテコテのダート血統で、テイストオブハニーは２勝クラスの東京ダート２１００ｍで今後に繋がるレースをしました。
ゼノヴァースも未勝利勝ち上がりが芝でしたが、ディープインパクト産駒なのにその後の勝ち上がりは全てダート。

今回の良くないゲート出は新馬戦なら多少カバーできたかもしれませんので、先週のダート新馬戦でデビュー出来たなら結果がもう少し良かったのかも・・・と想像します。


と言うことで２月の競馬が終了。賞金的は９着以下がほとんどなくディアンドルが見事に復活してくれましたので、成長の見られた３歳未勝利馬たちを含めて本当に頑張った２月になりました。

とにかく・・・仕事が増えて本当に疲れた(>_<)