ディニトーソの出走で今年の３歳すべてデビューしました

今週は２頭の出走
土曜阪神３歳未勝利ダート2,000mでデビューしたディニトーソは９着でしたが、初出走の割にはスタートも良く好位追走出来ました。直線では息が持たずに遅れを取りましたが、気持ちも切れずに頑張っていました。この世代での新馬戦終了後の未勝利初出走組としては一番内容のある競馬が出来ました。３勝クラスのメイショウカゲカツやムジックがいる血統で、次走変わり身があればソコソコ活躍するかもしれません。
日曜東京３歳未勝利ダート1,600mに出走したトリプルバレルは８着。パドックでも馬体や歩様はピカイチでしたがまだ緩い部分が多く直線で失速しました。

ディニトーソの出走で自分の一口３歳世代すべてのお馬さんがデビューしたことになりましたが、ノルマンディーは本当に不振極まりないです。
不振の原因は色々あるとは思いますが、この世代の育成は本当に上手く嚙み合っていなかったのが全体としての印象。気性難や脚元に不安があったり、期待通りに成長することが出来なかったお馬さんが本当に多かったように思います。３歳未勝利馬の出走回数もノーザン系クラブのように少なかったお馬さんが多く、休養明け後連続出走に耐えられる体力のあるお馬さんが少なくなったように見られます。クラブにも３歳未勝利戦までに勝ち上がらせる熱意が最近は感じられず、３歳未勝利戦終了後は地方転籍にして・・・という道を簡単に作ってしまうのは如何なものかと思います。
ノルマンディーにはオルタナティブな存在として自分も熱意をもって応援していますが、大手クラブと同じようなことをしても真似はできないことを今一度理解してこれからも日々精進してほしいと思います。