サランラップのクマがおにぎり抱えて土手で

サランラップのクマがおにぎり抱えて土手で転げるＣＭ可愛いなー
村上春樹の“春の熊”の件を思い出す

熊て猛獣なんだけどね
北海道なんて田舎に住んでいると、ちょっと身近に感じるんだよね（さっぽろっこて田舎て言うとむぅ"(-""-)"とする人たまにいるけど、国内第５位の人口っていっても、地方＝田舎だから。しかも街中から車でちょっと離れると近場の山には熊がひっそりいるだろうし、海にはアザラシがいるし、河には鮭が上るし…威張って言える田舎なんだって！田舎を売りに、自然を大事にしなくてはならない土地柄なんだって！！）

子どもの頃は北海道の中でも過疎っている所に住んでいたことがあって、楽しかった思い出たくさんあるんだけど
例えば小学校の遠足で河あり山ありの目的地で、コクワの実を見つけたり、サルみたいに木登りが上手な男子が山ぶどうを見つけて
下で待つ女子に投げて寄こしてくれて
キャーキャー喜んでいたら、先生が付近でクマの足跡やホカホカのフンを発見して「撤収！！」
歓喜のキャーキャーが恐怖のギャーッ！に変わって楽しい遠足がマラソン大会になって、みんなで早引けなんて出来事を思い出した
ヒトが野生の動物の貴重な食糧を横取りしてはいけないんだよね
お互いのテリトリーを守らなくては。。。
人里で害獣扱いされたり（危険だから仕方無いことだろうけど）、この前NHKで見た野生のツキノワグマのドキュメンタリーで見た残酷な習性と想像を絶する野生の厳しさには目を瞑りたくなるけど、元気そうな野生動物見ると、幸せな気持ちになる。

むぅ"(-""-)"となるほど寒い今年の冬。
北海道の森の王者ヒグマ達はどれだけ夢の中にいるんだろう。。。

お気楽な動物好きには辛い描写が多々あるんだけれど、作品として秀逸な「羆撃ち」久保俊治著のノンフィクション。
今まで犬好き・動物好きの人・10人くらいに勧めたかも。

久保さんのような人がいなくなると、どうなってしまうのだろう。。。