タルマエ自慢の娘

スタートよくも下がってしまう
３角前でジョッキーが気合いを付ける
４角でもまだ後方
しかしそこから脚色が違った
小気味よいピッチ走法で、ただ１頭飛んできた
前の馬たちは止まる
必ず届くはずと信じた
頑張ったレディバグの勝利に胸が躍った
次は？
もう１つ、大きなレースで勝つことができるかもしれないと思った
同時にフェブラリーＳの除外に、少しだけほっとした自分が恥ずかしくなった
もしも出走が叶って、いかつい牡馬たち相手に手痛く負けたら
競馬が嫌いになるかもしれないと、過保護なバカ親のような気持になったからだ
古馬になっても牡馬相手に負けず劣らず頑張ってきたのに
もう６歳なのに

そう…もう６歳牝馬のレディバグに、次走は無かった
今日がラストランだったのだ
リステッド競走をラストにしても、おかしくない時期だった

タルマエの初年度産駒
中央では４番目に新馬戦を勝ち上がり、産駒で初重賞の出走も果たしたし
常に期待できて、出世頭として十分に頑張ってきたレディバグ
産駒の中ではバグちゃん中心に応援してきたのでとても寂しい。。。
いつまでも大事にしてもらって、元気でよい仔に恵まれますように
競走馬のときよりも、長い大仕事が待っている残りの馬生が、幸せであることを祈っています

暫くレディバグロスな気持ちを引きずりそうだ
“大谷ロス”なんて言葉を聞いたとき
(-"-)はぁ？ばかじゃなかろうかと思った自分だけど
どういうつもりなのだ？という意味では同類だ。。。

※画像はJRAレース映像からのスクショ
　2024コーラルS
　レディバグ＆酒井Jがレジェンド達を計ったように差し切る