【現代のChopin】Rafal Blechaczが奏でるポロネーズ

ポロネーズとは、フランス語で「ポーランド風」の意であり、マズルカと並んでポーランド起源のダンスまたはそのための曲の形式である。テンポがゆっくりな4分の3拍子で、もとはポーランドの民族舞踊であったが、1つの様式となってヨーロッパで流行した。特にショパンの英雄ポロネーズ、軍隊ポロネーズが有名。※Wikipediaより抜粋

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ポーランド出身の有名なピアニストで

Rafal・ Blechacz（ラファウ・ブレハッチ）と言う人がいる。

ものすごくリスペクトしてる演奏家。


彼の演奏を初めて耳にしたのは

2003年の浜松国際コンクールでのこと。


（あ。。。わたしは出場者じゃないよ、もちのろん（笑））


最近、Wikipediaで彼のページを見て

初めて知ったのだけれど

このコンクールが彼自身の初国際舞台だったとか。


そう考えると私も、

かなり古い部類のファンになるかなぁなんて（笑）


その浜松国際コンクールでは

１位は該当者なしで２位に入選。


その手にした賞金で

初めてグランドピアノを買えた

って言う逸話があるらしく

日本は彼にとっても所縁のある地なのだと思う。


その後、2005年には

故郷のポーランドで行われる

ショパン国際ピアノコンクールで

見事に優勝したって言うニュースを耳にした。


このポーランド“で”と言うのがとっても大事で

ポーランドではそれこそ伝説的な作曲家になっている

「フレデリック・ショパン」の名を冠したコンクールで

自国出身者としては実に30年ぶりの優勝となった。


この時、彼が痩身で

ショパンと雰囲気がなんとなく似ていることから

『ショパンの生まれ変わり』

なんて巷では噂になった。。。らしい。


個人的には

ソフトバンクホークスの秋山元監督と

似ているような気がしないでもない（笑）


ラファウ自身は、

音楽一家出身と言う訳では無いのだけれど

敬虔なクリスチャンの家に生まれ

元々はバッハの教会音楽に強く惹かれたのがキッカケ。


でもね、私は彼が奏でるショパンの曲が大好きで

特に「ボロネーゼ」・・・はパスタｗスパゲリィｗ


『英雄ポロネーズ』の名前で知られる

ポロネーズ第６番変イ長調が好き。

動画だと
→https://www.youtube.com/watch?v=azxKyUDpmXg


これは動画だとなかなか伝わらないんだけれど

初めてライヴで鑑賞したときは衝撃で

涙が止まらなかった。。。

興奮で夜も眠れないほど。。。


英雄ポロネーズは

ピアノを弾く人ならわかると思うけれど

単純にまず、結構難しい（笑）


左手のオクターブのスタッカートが連続の箇所があり、

そこが魅せどころだったりするのだれど

まー難しく、、、挫折する人も多い印象。


黒鍵は４、白鍵は５の指って習ったけど

ググってみるとやっぱりどこも同じ教え方だね(*^-^*)


この曲は弾くだけでも難しいけれど

ただ額面通りに弾けばいい曲じゃないのが奥が深い。


【英雄】のイメージ通りに

繊細さはもちろんのこと、何より

力強さが必要になってくる。


芸術って極論、

その人の感性の琴線に触れなければ

ただのガラクタでしかない。


全員じゃないけど、やっぱり

英雄ポロネーズに関して言うと

私にとって心の琴線に触れるような演奏は

男性が弾いた時になると思う。


女性にとっては表現が難しい

合いにくい曲の様な気がしてる。


ラファウは痩身な見た目通りに

とても繊細な演奏を得意としている。

やっぱりショパンの曲が一番あってるかな。


でも、英雄や軍隊ポロネーズみたいな力強い曲でも

本当に言葉では表せないような力強い演奏で

魅了してくれる。


ショパンも

そんな人だったのかもしれないって。


彼らに宿る

“ポーランド魂”みたいなのもあるのかな？


10月7日にみなとみらいで行われた

彼の来日コンサートは老若男女問わず

多くの人で賑わっていた。


久しぶりに目にする彼の姿は

当たり前だけど立派な大人の男性となり

更に素敵なピアニストになってた。


即席サイン会では一人一人と握手をし

笑顔で応えてくれる姿にとても感動した。


演奏はやっぱり人間性が出る。

彼の人間的な魅力が

素晴らしい演奏を引き出すのだと思う。


実はまだ３２歳。

男性は特に円熟味を増してからが楽しみだよね♪

私にとって憧れで尊敬するピアニスト。



Pan Rafal Blechazc.

Trzymam kciuki(*^^*)