二国の女王シーザリオの第3王女シーリア姫を応援に行ってきた

◆シーリア (Celia)

馬名由来：シェイクスピア作「お気に召すまま」の登場人物名より。（英語）

生年月日：2015年3月17日　
　　性別：牝
　　毛色：青鹿毛
　　　父：キングカメハメハ
　　　母：シーザリオ
　　母父：スペシャルウィーク
　　馬主：有限会社キャロットファーム
　調教師：角居勝彦（栗東）
　　生産：ノーザンファーム（安平町）
　　騎手：クリスチャン・デムーロ
　　戦績：1戦0勝[0-1-0-0]
獲得賞金：2,800,000円

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我が家には【守護神】（笑）として

使えなくなったTVの上ｗに君臨している

ダービー馬のぬいぐるみが２体あり

彼此かなり長〜〜〜い付き合いになっている。


その片方がスペシャルウィークなんだけど

これをプレゼントして貰った時には

幼女の私は・・・激しく泣いた。

何故なら、当時はあまり好きじゃなかったから。


でも、今思えば

本当にマンガやアニメの主人公のような馬。


生まれた直後に母親が亡くなり乳母に育てられたり

多くの好敵手たちと名勝負を繰り広げ

天才ジョッキーに悲願のダービー制覇をもたらす

古馬になってからの栄光＆挫折等々。


こんな事、もちろん考えていたわけじゃないけど

ストックホルム症候群だっけ（違うか）

ぬいぐるみといつも一緒に過ごすうちに、

気付けば大ファンになってた。


思えば、ウチの父が亡くなった年の

98年ダービー馬でもある。


彼の代表産駒の一頭シーザリオは

仔馬の時にも会った事がある思い出深い馬。


当時はこんな名牝になるなんて思ってもみなかったけど

青毛の綺麗な馬体で美しく気品漂う顔立ちが印象的だった。

漆黒の男装麗人の名前が良く似合っている。


彼女も引退してからは

エピファネイアやリオンディーズを送り出して

名牝の名を欲しいままにしているけれど

個人的にはやっぱり優秀な女の子の後継者が欲しい。


長女はとっても素質を秘めていて

牧場も凄く期待していたらしいけれど

残念なことになり、

次女も気性がネックとなり未勝利。


三女となるシーリアは

牧場ではすごく大人しい仔だった。

これは競走馬としては良いのか悪いのか解らない（笑）


期待半分、不安半分みたいな感じでデビュー戦を迎え

何しろ、この一族は気性と脚元に不安を抱えるので

無事に終わってくることが一番の収穫に思える。


パドックで出てきたシーリアは

良くも悪くも牧場で会ったままの表情。


これは、馬がマヌケなのか？大物なのか？

トレセンで追い込まれた馬は普通表情がキリっとするけれど

彼女は子供染みたおっとりした表情に感じた。

ハミでずーっと遊んでるし（笑）


レースではスタート直後に

鞍上のクリスチャンが軽く出鞭を一発。


これで「あー、惨敗かな」と頭をよぎったけど

勝ち馬には遠く及ばなかったものの馬群をこじ開けての２着。

素質は母の能力を存分に受け継いでいるように思えた。


無事に行って気性さえ前向きになってくれば

十分活躍できそうに思える。

無事に行くのが一番大変だったりもするんだけど。


シーリアを手掛けるのは天下の角居勝彦。

現在、角居調教師の著書を拝読しているけれど

やっぱりすごく勉強になる。

日本の現役では藤澤和雄師と並んでトップトレーナーだと思ってる。


シーザリオは今年も女の子を産んだらしい。

シーリアにとっては全妹となる栗毛の仔。

彼女たちに、この名牝の血を広げていって欲しいなぁ。

だいぶ気が早いけどね・・・（笑）


と言うことで

シーリアちゃん

デビューおめでとう＆お疲れ様でした♪


これからの馬生が

幸せと栄光で満ちたものとなるように

心から祈っています。