競輪
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2017/11/20 07:00
【Cigar】最初に覚えた（たぶん）米国の名馬
◆Cigar (シガー)
馬名由来：メキシコ湾にある航空チェックポイント名より（英語）
（葉巻じゃないらしいっス）
生年月日：1990年4月18日
没年月日：2014年10月8日（24歳没）
性別：一応牡
毛色：鹿毛
父：Palace Music
母：Soler Slew
母父：Seattle Slew
馬主：Madeleine A. Paulson,Allen E. Paulson
調教師：Alex Hassinger, Jr→ William I. Mott（4歳から）
生産：Allen E. Paulson
主戦騎手：J.Bailley
戦績：33戦19勝[19-4-5-5]
獲得賞金：$9,999,815（米ドル換算）
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【 ベイリー曰く「スピードの無い馬」 】
まだ決して伝統は無いけれど
今では世界的でも最高峰の一つに数えられるようになった
ドバイワールドカップ。
その第一回優勝馬に、米国が誇る歴史的名馬
【Cigar】の名前が刻まれているのは
競馬ファンとしてはとても嬉しい事。
同時に、当初からドバイミーティングに
シガーを誘致できた主催者側の努力も凄いと思う。
お金の力かなぁ（笑）とか邪念が入るけどｗ
警備やら何やらの「安心」が無いと世界的な名馬も
特に米国馬は外国には絶対来ないはず。
シェイク・モハメド殿下を始めとした方々の
競馬に対する情熱と努力には頭が下がるばかり。
同時に、
ドバイミーティングの今日の成功は間違いなく
シガーが果敢に遠征して勝利したお陰。
本当に功績は計り知れない。
『シガー』って言う名前は、
子供の頃に僅かに聞き覚えがある。
残念なニュースに感じた記憶があるから
多分、引退した後に
「先天的な病気で種牡馬としては一頭も産駒が残せない」
と報道されていた時の記憶なのだと思う。
外国の凄いお馬さんが引退して
物凄いお金で取引されたけれど、ムダになった
みたいな解釈をした記憶が僅かにある。
改めて、戦績を見返してみると
結果として14回も負けているのが意外にも感じるけれど
日本で言うと、タマモクロスみたいな馬なのかもしれない。
鳴かず飛ばずだったのが、突如連勝街道まっしぐら。
90年代の中では
最強馬に数えられることも多いし
私の中でもやっぱり超の付く名馬のイメージ。
キャリアハイは95年、10戦10勝の年間無敗。
G�気呂海稜�だけでなんと８勝。
やっぱり化け物みたいだ。。。
最後のBCクラシックでの盛り上がりが全てを物語る。
個人的にアメリカ競馬で好きなところの一つは
民間経営なので融通が利くというか、柔軟なところ。
翌年96年も連勝を伸ばし15とした。
それは、かの３冠馬
Citationが記録した北米記録（当時）の16に、
あと一つと言う事。
そこでアーリントンパークは
「サイテーションチャレンジ」と言うレースを
シガーの為に企画。
日本ではディープやタイキシャトルの時に
色々批判があったから賛否両論だろうけれど
わたしは良い企画だと思うけどね。。。
それもシガーは難なく制し
ついにタイ記録となるも次走でまさかの敗戦。
結果として、この年はピークを過ぎていたのかなって思う。
ハデな勝負服に圧勝の連続。
まさにアメリカンを象徴する名馬。
国民的な人気ホースだったと聞くし
私もあと、うーん。。。２年早く生まれれば
活躍した記憶もあったかもしれないなぁ。。。
まぁ、巡り合わせって事で。
あと、変な勘繰りかもしれないけれど
繁殖能力が無いのは先天的ではなく
もしかしてステロイドかなんかの副作用だったの？とか
考えたりもする。
90年代は野球のメジャーリーガーは
ほとんどが『薬物』で汚染されていて
まさに全盛だったとか。
（あくまで聞いた話に過ぎないけど）
そんな中で
「バッタバッタと打者（バッター）を打ち取った野茂投手がNo1だ！」
って言っているのを耳にしたことがあって
（笑うとこね）
ふと同時代に米国で活躍したシガーも若しかしたら。。。
なんて思ったりもしたけど
まー、これ以上は止めとこ（笑）
米国民のヒーローだったシガーは
2014年に亡くなった。
一頭も彼の血をひく馬が見られなかったのは
残念としか言いようがないけれど
これからもみんなのヒーローでいてくださいね(*^^*)
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