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2018/05/03 00:00
マンノウォーと厩務員の絆『永遠の友』という作品がとってもステキ☆
◆ Man O' War(マンノウォー)
馬名由来:戦争に行った男(英語)
生年月日:1917年3月29日
没年月日:1947年11月1日
性別:牡
毛色:栗毛
父:Fair Play
母:Mahubah
母父:Rock Sand
馬主:Samuel D.Riddle
生産:August Belmont(米国)
調教師:Louis Feustel(米国)
主戦騎手:Clarence Kummer
戦績:21戦20勝[20‐1‐0‐0]
獲得賞金:$249,465
市場取引:$5000(ファシグティプトンスプリングセール'1918)
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先日、Twitterでたまたま見かけた
『Upset(アップセット)』現役時代の写真。
ほぼ、100年前ほどに米国で活躍した馬で
世紀の名馬『Man O' War』に
唯一土を付けた存在。
Upsetとは、言うまでも無く
“ジャイアントキリング”と同じような意味で
今では当たり前に用いられるのだけれど
元々は常用で無かったのだそう。
アップセットが国民的スターを下したことにより
『番狂わせ』のスラングとして定着し
今日でも用いられる様になったって聞いた。
わたしが競馬を知ったころ
活躍していた名馬にタイキシャトルが居て
最後のスプリンターズSで敗れるまでは
2着1回だけの敗戦だった。
当時、唯一負けたのが3歳時の菩提樹Sで
テンザンストームに逃げ切りを許したもの。
負けたけど二枚腰の粘りで
陣営からすると悲観する内容では無かった。
“ミス・パーフェクト”=Personal Ensign
みたいな生涯無敗の名馬も勿論カッコいいけれど
一回だけ2着がある名馬と言うのも
想像力を掻き立てられて、なんだか魅力を感じる。
そう言えば、Zenyattaも
最後の最後でBlameに負けて、唯一戦績に土が付いた。
負けたときは涙が出るほど悔しかった記憶があるけど
後から見ると、その敗戦も彼女の魅力。
5月1日はサイレンススズカの誕生日だったけど
命日である11月1日は
マンノウォーの命日と同じだと知った。
サイレンススズカと言えば
稀代の名馬エルコンドルパサーに
日本で唯一黒星を付けた存在。
Upsetではなく、評価通り
正々堂々の強い競馬。
こじつけかも知れないけど
色々な繋がりがやっぱり
神さまの存在を感じずにはいられない。
マンノウォーの生まれた1917年は
一部クリスチャンの間では
『アポカリプス(黙示録)時代』の始まり
って呼ばれる。
有名なところでは
・J・Fケネディ大統領
・V・オブライエン調教師
・沢村栄治投手
あたりがこの年生まれ。
・ロシア革命によるソビエト誕生。
・改姓による英国・ウインザー王朝の始まり。
と言った出来事も起きている。
後の世から見ても
新時代を予感させる顔ぶれ。
マンノウォーは
あまりレース映像が残されていないけど
唯一、Sir Bartonとのマッチレースだけは
Youtubeで観た事がある。
後の世で3冠馬と称えられる
当時の最強古馬サーバートンを圧倒し、
7馬身差で圧勝。
最後は流してのゴールイン。
これがマンノウォーの最後のレース。
マンノウォーと言えば、
フレッド・ストーンさんと言う
有名な馬の画家の作品で
『永遠の友』と言うのがすごく心に響いた。
抱きしめられるマンノウォーの表情がなんとも言えない。
ストーンさんは残念ながら
今年亡くなったらしいけど
こうやって後世に素晴らしい作品を遺してくださった。
レースでの伝説だけでなく
穏やかな表情のマンノウォーの姿を知ることが出来る
ステキな作品に心から感謝したくなった。
やっぱり、怪物も一頭の普通の馬なんだなぁって。
伝説の名馬マンノウォーをもっと知りたくなった
まかちゃんだったのであ〜る。
マンノウォー系がんばってーーー!!
個人的にはTiznowの子孫推しでつ(*^^)v