756件のひとこと日記があります。
2019/05/12 16:30
屋島城(やしまのき)に行ってきた☆ 去年の夏だけど...
現在の神戸:一の谷・鵯越の逆落とし(?)の次の巻♪
源平合戦古戦場で有名なところと言えば
『那須与一(なすの よいち) 扇の的』のエピソードでお馴染みの
屋島古戦場。
ちなみに、一の谷の日記もあるにはあるので興味ある方はどうぞ(笑)
↓↓のURLで〜す☆
https://user.sp.findfriends.jp/?pid=owner_diary&post_id=1346647
最初あんまり興味なかったんだけど
名馬・太夫黒のお墓があると聞き、馬好きとしては
行くしかないと思って行ってきた♪
【太夫黒(たゆうぐろ)】
詳しい説明は↓
http://umatohito.com/history/2012-11-12-288.html
要約すると・・・
平安時代末期の英雄・源義経さんの愛馬の一頭。
一の谷の逆落としのエピソードでのパートナーでもあり
名馬の産地、奥州産で元の名前は「薄墨(うすずみ)」。
義経さんが打倒平家で挙兵するときに平泉に居た為、そこのお殿様から
贈られた馬。黒い馬は高級な贈答用だったとか。
太夫黒は義経の忠臣で屋島で殉死した佐藤次信さんへの
手向けとしてお寺に寄進され、そこで大事にされたけど
最後は佐藤次信さんのお墓に寄り添うように亡くなった・・・と。
寄り添うように亡くなったというのが何とも泣けてきます。
ちなみに、『太夫黒』と言うのは義経さんの朝廷から授かった
検非違使少尉判官(けびいし しょうい ほうがん)の別称が「太夫(たゆう)」。
『太夫さんの黒い毛の馬』と言うような意味だとか。
佐藤次信と言う人は良く解らなかったけど
ここ、屋島で戦死した人。
多分。。。本当は『継』が正しい漢字なのかな??
そもそも、、、弁慶くらいしか家来がわからないっ><
そういえば
小学生の頃、弁慶の立ち往生を真似てる男の子がいたっけ(笑)
えー・・・
話を戻して、佐藤次信は伝承では
平家方の武将が義経目掛けて放った矢の身代わりとなって
殉死したと伝わっている人なのだとか。
弟の佐藤忠信(ただのぶ)と共に義経を支えた忠臣中の忠臣。
戦死とか殉死って言葉にするのは簡単だけど
良い悪いは抜きにして、真似できない話。
でも、命を懸けてでも守りたい主人に出会えるって言うのは
ある意味で幸せな事なんじゃないかと個人的には思う。
四国の殿様&お馬さんエピソードと言えば
・長宗我部元親の愛馬『内記黒』
・山内一豊&千代『伝・太田黒』
なんかも旅行先で聞いたっけ。
四国の人と馬が蜜月な関係だったと感じるし
馬も歴史的に大切にされてきたのだと思う。
で、肝心の屋島。
お城は屋島城と書いて「やしまのき」と読む。
源平合戦時築城のお城ではなく、天智天皇の時代。
白村江の戦いで大敗した事が契機で防御用に建てられたもの。
西暦にすると667年ごろだとか。
素人的には。。。
単純にすっごく綺麗な景色が見えてとても爽快♪
1000年くらい前に大戦があったとは思えない絶景だった。
そう言えば、屋島の合戦はいつだったっけ?
(というより、元々知らない アハッ(´▽`*)、)
西暦1185年3月22日ね。
今から834年前かぁ。。。
那須与一『扇の的』のエピソードも
眉唾とかなんとか聞くけれど
そんな神話的な話でも信じたくなるような素敵な場所。
そう言えば、
『鬼ヶ島』のモデルと伝わる所も見えたっけ。
もーもたろさんももたろさんもここら辺の人って事??
源平合戦と言えば屋島の次は壇ノ浦。
丁度元号が変わったのを機に
天皇のルーツの一人・安徳天皇が亡くなったと伝わる場所へ
行ってみるのも良いかもしれないねー。