競輪
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2019/12/01 07:00
転生したらオグリだった件『名馬水天と安田伊左衛門』
G�機Π妥諜�念にその名を遺している
日本競馬会初代理事長
【安田伊左衛門】氏。
7-8年前ぐらいに
『日本競馬の夜明け』と言う
GCの番組で、その功績の一端を知った。
「人より名馬をレース名にしてよ」
と、常々思っていた私は
安田記念の『安田』の由来を
知ろうとも思っていなかったけれど
そう言えば東京競馬場に
安田氏の胸像があったような...
とか、そんな存在。
同番組はナレーションが
中野雷太さんで、とても聞きやすく
内容も非常に面白かった。
安田記念の安田氏と
有馬記念の有馬氏への称賛に関して
今では全く違和感も無い。
両名とも競馬に人生を捧げた
素晴らしい“ホースマン”だと私は思う。
今現在、日本競馬界は
成長期→停滞期、安定期に
差し掛かっている。
芝の問題、JC招待馬ゼロ
海外からの評価など、
色々問題も山積み。
でもこれは、
逆にもう一皮剥ける為の
「危機は好機」でもある。
こんな時は
温故知新、原其初心、原点回帰。
日本競馬界に
人生を捧げた先人の声に
耳を傾ける事も必要だと思う。
2代理事長【有馬頼寧】氏。
女性問題など色々あった人らしいけど
日本ハムファイターズの前身
職業野球『東京セネタース』の
オーナーでもあり
野球のオールスターからヒントを得た
『ファン投票』導入により
グランプリレースを創設した。
中山グランプリ、後の『有馬記念』。
もしかしたら競馬だけでなく
意外なところから日本競馬が進むべき道が
見つかるのかもしれない。
閑話休題。
名馬【スイテン】号は
安田伊左衛門氏の所有馬で
殊更愛情を注がれた馬だった。
帝室御賞典、ジャパンダービーなど
大レースを制しただけでなく
ウラジオストクで行われた
日露大競馬でも5戦5勝と、無敵の連勝劇。
どれくらいの活躍なのかは
今とは比べにくいけれど
当時敬遠されていた
芦毛としては驚異の大活躍だったらしい。
元々はミズテン（不見転）
安田氏が馬を見ずに買ったのが由来。
活躍後に水天（スイテン）に改名。
本当は引退後に安田氏が引き取って
故郷の岐阜で暮らさせたかったらしい。
でも、当時の環境で叶わなかった。
スイテンは岩手で種牡馬になるも
その後に用途変更。
馬車馬になったと噂される。
それを聞いた安田氏は悲嘆し
スイテンを引き取るべく奔走するも
残念ながら見付からず、行方不明のまま。
スイテンと安田氏のお話は
これで終わってしまう。
無念の気持ちは計り知れない...
でも、“岐阜と芦毛”のキーワードは
別の形で日本を賑わす事になる。
想いが形になったのかもしれない。
岐阜の笠松から後に
芦毛の怪物オグリキャップが出た。
一部ファンはオグリを
『スイテンの生まれ変わり』
と、噂したとかしないとか。
オグリはクラシックへの出走こそ
叶わなかったけれど
岐阜から中央に殴り込みをかけ
国民的ヒーローになった。
オグリキャップの存在は
競馬を知らない層にも名を知られる程で
その活躍を今更語るまでも無いけど
ふと冷静に戦績を見てみると
武豊騎手とのコンビで
奇遇にも安田記念と有馬記念。
初代、2代理事長の名前を冠した
レースを制している。
オグリブームは
彼らの功労に報いたい神さまからの
プレゼントだったのかも。
だって莫大な恩恵だったんでしょ？
これで私腹を肥やすのに走ったら
JRAは廃れていくと思う。
と言うか、なりかけてる？
競馬に還元しなくちゃ。
馬や関係者に還元しなきゃ。
世の中に貢献しないと。
『競馬』って只でさえ
日本ではイメージが悪いんだから。
仮にオグリがスイテンの生まれ変わりなら
実は安田記念制覇が最もオグリにとって
嬉しい勝利だったのかも。
愛する安田氏の
名を刻んだレースに勝てた。
生涯最高のレースで。
1:32.4 レコードタイムのオマケ付き。
私が競馬を知った頃は
このタイムがレコードだった♪
オグリとユタカの
“主人公属性”コンビなら
何に出ても勝ってしまいそう☆
次に生まれ変わるのは
ユタカさんが還暦のときに
ダービーを制する芦毛馬かもしれない？
第100回ダービーでもいいかな？
仮に実現しちゃったりしたら
とんでもない主人公の誕生よ☆
わくわくする〜♪
そんな妄想が頭の中で
毎日繰り返されて抑えがきかない
競馬脳の独女（笑）
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