JC 予想

まだ火曜日だぞ！って突っ込みたくなるところですが、何度新聞を見てもたぶん日曜日まで気が変わらないと思います。

日本で一番賞金が高いレースということもあり、どの陣営もほぼメイチに仕上げてくるでしょう。
その分、上位人気馬に隙が無くなります。天皇賞秋ならJC へ向けておつりを残すでしょうがここは違います。
しかし、過去ジャガーメイルやトーセンジョーダンのように伏兵にも出番があります。この2頭の共通点はG 1馬。
もう衰えてると思ったところで激走しました。腐ってもG 1馬なのです。
今回それに近いのはワンアンドオンリー、トーホウジャッカルのクラシックホース。腐ってもG 1馬なのかもしれません。

しかし、今のところ全く買う予定はありません。
日曜日まで気が変わらないと思う馬は
キタサンブラック
ゴールドアクター
シュヴァルグラン
リアルスティール

人気馬ばかり上げて申し訳ない。
もうこの4頭の決着だろうと思います。
見解が甘いのかもしれませんが、それだけ伏兵馬に魅力を感じず、この4頭が抜けてるように思う。
オッズは当日にならないとわからないが、3連複オッズなら実はサウンズオブアースやルージュバック、レインボーライン辺りもそれなりに売れると思うので1、2、3番人気の3連複でも15〜20倍くらいはつくのではないかと思います。
そしてこの4頭とディーマジェスティも含めての5強のオッズ構成ではないでしょうか。
そのように読んでいるので、無理に伏兵を探さなくても、素直に強い馬から買ってもそれなりの配当になると思います。

キタサンブラック
もはや誰も母父サクラバクシンオーのことは言わなくなりました。
私もこの馬のことは過小評価してしまっていた一人ですが、今は違います。
逃げ馬としてダイワスカーレットの領域に入ってきたのでは？
スローで逃げても33秒の脚で加速できるし、厳しい流れになっても粘り腰がある。そして武豊が乗るので他の日本人騎手はケンカを売りにくい。よって武豊の絶妙のラップで行くことができる。
唯一の不安といえば左回り。ダービーで大敗してますからね。しかし、今のブラックには不安とも言えないのでは？馬があのときとは違います。

ゴールドアクター
去年のアルゼンチンを制してることから左回りも大丈夫です。
天皇賞春で負けたのは輸送によるテンションの高さと枠順。オールカマーでそれを証明しました。
タイプ的にスローの前で速い上がりを使うというのが勝ちパターン。キタサンブラックと似ているとも言える。
枠順次第ですが、キタサンを射程圏に入れながらスローで回ってきたい。
不安要素は騎手ぐらい。しかし、有馬記念で強心臓ぶりを見せつけた。
ハイペース以外なら堅い存在です。

リアルスティール
毎日王冠を回避して順調さを欠いても天皇賞2着。改めて能力の高さを見せつけたと共にやはりあと一歩の馬。
ベストは2000ぐらいだと思いますが、ムーアが乗ってくれるなら百人力。
この馬もどちらかというとスローが得意。ムーアならスムーズに乗りこなせるはずです。もしかしたら好位もあり得るか。

シュヴァルグラン
素質が開花しているであろう馬。ハーツ産駒の特徴の爆発的な成長力を秘めている可能性があり。今の勢いならまとめて掃除するだけの力があるかもしれない。
前走左回りが初めてでしたが、かなりスムーズでした。
宝塚記念は4コーナーの不利とペース。この馬もスローの方が良い。

ペースはスロー予想です。武豊が単騎で逃げるのでわざわざ速いラップを刻むことはないでしょう。
ですのでこの4頭しかなくなるのです。

ディーマジェスティは特にそうです。
菊花賞はガッカリでした。スローの中を自分でねじ伏せる力がなかったのです。
この馬は前が垂れる持続力勝負でないと浮上しません。菊花賞のレースでそう読みます。
キタサンがそのラップを刻む可能性は低いと見て、今回は出番がないでしょう。

ルージュバックは天皇賞を使ってなければ買いたい馬なのですが、天栄での調整時間が短い今回も天皇賞と同じでしょう。間隔を空ける方が良いタイプです。
ゆったりとしたローテを組んだ方が良いと思います。スロー専門ですが、後方一辺倒で勝てるメンバーではありません。

レインボーライン
勝ちにいってはダメです。漁夫の利を待つ乗り方があっています。
ただ今回はメンバーが違いすぎます。5着位と読みます。

後はそれ以下の評価。まず来ないと思う。
唯一4強の間を割れるならイラプト。
海外馬ですが2年連続の参戦。
3歳の挑戦とは違います。陣営も本気でしょう。鞍上も替えてきました。
穴ならこの馬です。