231件のひとこと日記があります。
2015/05/20 14:40
レース内容
先月の桜花賞はひどい内容だったと掲示板等で見かけますが、なんかピンとこないのです。
私は競馬始めて間もないので自分の競馬をするという意味がわかりません。
一番力を発揮できるやり方で乗っていれば位置取りがどこであろうと勝てるのではないですか?
桜花賞であれば、差し馬でもスローなのだから前に行かざるを得なくなってしまうような気もするのですが・・・
後は仕掛けが早いというのもやはりピンときません。
足が一瞬だから越されてしまうという意味でしょうか?
サイレンススズカは武豊曰く、絶対的にスピードが違うから前に行ってしまうと言ってましたが、途中で息を入れるということは考えとしては先行と同じ感じでしょうか?
馬のメンタルとかもあるのでしょうがここら辺がいまいちよくわかっておりません(/_;)
まあ競馬より馬が好きなのでいいんですけどね・・・
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ときはらさん
サイレンススズカは絶対的なスピードが速い馬の一頭だったと思います。逃げ馬というのは自分でレースを作ることになるため、仕掛けるタイミングは騎手の腕であり、直線までに後ろとの差がついている分だけ楽だったでしょう。ご理解の通り、イメージとしては好位から仕掛ける(先行)ような乗り方だったんでしょうね。自分は騎手でないので、これは推測ですが…。
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ときはらさん
逆に、先に仕掛ける側は自分のタイミングで仕掛けるため、馬の余力以上に早く仕掛けてしまうと、相手も充分に力を出しきれて、しかも自分は先にスピードが落ちて(前にいる、先に仕掛ける分、先にピークを過ぎるとして)、差しきられることにもなります。
これはあくまで結果論で、レース展開や馬の実力差、状態は毎回変わるので、一概には言えませんが、過去のレースでの馬の実力や実際の追い出しタイミングから、負けたときには仕掛けが早かったのではないかと評されることになります。 -
ときはらさん
ついでに、仕掛けが早いことについて。
競馬は絶対的なタイムを競っているのではなく、相対的な勝負をする競技です。
そのなかで相手に勝つためには、ゴール地点で力を出し尽くしている工夫をしないといけないのです。
全力で走ると、どこかでピーク過ぎてトップスピードから落ちてきます。そうなるまでの距離(体力?)は馬それぞれなので、それで使える脚が長い、短いという表現をします。
騎手は前の馬を差しきれると思うタイミングで仕掛けるので、前にいる馬は、なるべく相手が仕掛けるのを遅らせられるように乗れるのが理想です。そうすれば後ろの馬は全力を出しきれず、余力を残して実力より悪いタイムでゴールする(脚を余らせる)ことになるのです。 -
ときはらさん
今回のルージュバックのように、極端に強いと思われている馬がいる場合、他の多くの馬(騎手)は、それをマークして競馬をすることがあります。
結果、レース自体のタイムが遅いことに気づけず、1600mもあるレースにも関わらず、すべての馬が最後の直線のみでレースをしているような展開になってしまっているのです。
そうなった要因は馬ではなく、それらに乗っている騎手なので、馬は力を発揮しきれていないレース(ひどいレース)という表現をするのだと思います。
全馬が力を出し尽くしているのであれば、また結果は違ったのではと思っている人が多いということになります。
ただし、勝った馬からすれば、当然ひどくないレースだと思いますけどね。好騎乗です。
長文、駄文ごめんなさい。 -
栗原のぞみさんがいいね!と言っています。