ラニ様引退と、盾男と、キタサンブラック

ラニ様、引退。
気性が激しく、なかなかレースでは結果を出すことが出来なかった。
しかし、アメリカクラシック３戦は、
本当に夢を持たせてくれた。
有難うラニ！
種牡馬になるんだよね？
だから去勢しなかったんだよね？
素晴らしいお嫁さん達との仔どもに、
夢を託そう！
お疲れ様ラニ、いや、これから、
大変だぞw

ラニ様の手綱を取った武豊騎手、
出遅れたキタサンブラックに慌てることなく、素晴らしい手綱裁きを披露、
見事優勝に導いたのである。
いったい貴方は、天皇賞、と付くものを幾つかっさらう気なのだ？
と、問い掛けたところで、
そりゃあ幾つでも！と返ってくるだろう。

芦毛だったら、きっと凄い人気が出たであろう、勝負根性のあるキタサンブラック。
長年馬主として、比較的安価な馬を持たれていた北島三郎氏への、
競馬の神様からのプレゼントがキタサンブラックだ。
さあ、JC、有馬記念へと、
優勝の二文字を輝かせたまえ！
父ブラックタイドに、「息子が活躍してくれて、ディープの兄貴じゃなくて、名前を呼ばれるようになった」と、
喜んで欲しいじゃないか。

この世に競馬があって、
日本に競馬があって、本当に良かった。
苦しかったあの頃、嬉しくて飛び上がったあの時、
一生懸命走り、魅了してやまないサラブレッド達の名前で記憶も甦る。
ラニも。そしてキタサンブラックも。
愛すべき馬達に乾杯！