競輪
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2016/06/27 23:40
1971年6月27日 第1回高松宮杯
45年前の今日、第1回高松宮杯が中京競馬場芝2000ｍで行われ、小林稔厩舎のシュンサクオーが優勝した。
このレースは現在スプリントＧ�気痢峭眈承楜�念」に姿を変えているが、夏の中京の名物レースであった「2000ｍの宮杯」を懐かしむオールドファンは多い。
さて記念すべき第1回で話題を呼んだのは何といってもメジロムサシの参戦である。メジロムサシはこの年天皇賞・春と宝塚記念を連勝しており、普通なら夏休みに入るところを敢然と出走してきた。天皇賞を一番勝ちたいレースと公言する北野オーナーが、昭和天皇の弟である高松宮宣仁親王から最初に優勝杯を授与されるという名誉を誰にも譲りたくなかったのかもしれない。
レースは先に抜け出した飯田明弘騎乗のシュンサクオーをメジロムサシが追い詰めたがクビ差届かず長蛇を逸した。「メジロムサシ届かないか61キロ！」東海テレビ・吉村アナの絶叫は今も耳に残っている（創設当初の高松宮杯は賞金別定戦であり、Ｇ�亀薀譟璽垢�2つ勝っているメジロムサシはシュンサクオーより4キロ重い61キロを背負っていた。後にハイセイコー、トウショウボーイは62キロで出走している）。北野オーナーはさぞかし切歯扼腕したことだろう。勝ち時計の2分00秒1は当時としては驚異的なレコードだった。
勝った小林稔調教師は99年の調教師引退セレモニーでのスピーチでフサイチコンコルドのダービー等とともにこのレースに触れ「第1回高松宮杯をシュンサクオーで勝たせていただきました」と聴衆に語りかけた。
愛すべき「超Ｇ�競譟璽后�2000ｍの宮杯」。思い出はオールドファンと関係者の胸に深く刻まれている。
- サクオー
- プリン
- メジロムサシ
- ハイセイコー
- トウショウボーイ
- スピーチ
- フサイチコンコルド
