競輪
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2016/11/20 09:32
思い出のマイルチャンピオンシップ
マイルCSが同じ古馬マイルG�気任皸妥諜�念に比べて地味な印象をぬぐえないのは、取って付けたようなレース名で損をしているのではないかと。
そこでニホンピロウイナー記念にすればと思うのだがJRAは馬名をレース名にするのに消極的である。馬名に企業名が入っているから云々という話も聞くが、クモハタ、カブトヤマがレース名から消え、オルフェーヴルCをダートでやった件なども含め、JRAに競走馬へのリスペクトが感じられないのは非常に残念。ちなみに私は「マイラーズCをトウメイ記念にする会」の会長なのだが（笑）、私が生きている間に実現することはなさそうだ。
あと関連して思い出すのは共同通信杯。年齢表記の変更に伴うレース名変更の時「共同通信杯トキノミノル記念」になっていたら共同通信社のイメージもグッと上がったのにもったいないと思うのだが、同社にしてみれば馬名をメインにして社名をサブタイトルに回すなど論外なのだろう。これも残念だった。
で、取って付けたようにサッカーボーイである。
阪神3歳Sの勝ち方はまさにテンポイントの再来だった。その後東高西低時代にありがちな「所詮は関西の期待…」で終わりかねない状況に陥ったのを、自力で鮮やかに覆してみせたのは痛快だった。88年のマイルCSも一頓挫明けで不安視されたが問答無用の勝ちっぷり。適距離とはいえない有馬でタマモ、オグリに真っ向勝負を挑んだのもワクワクさせてくれた。
89年の毎日王冠の登録馬に「サッカーボーイ」の名前を見た時の喜びと、間髪入れず回避と引退が発表された時の落胆は今も鮮明に脳裏に焼き付いている。タイトルは2つにとどまったが「本気で走れば2000ｍまでなら誰にも負けないのではないか」という幻想をかきたててくれる存在であり、トウショウボーイと同じく獲得タイトル数では計ることのできない名馬だった。
- ニホンピロウイナー
- クモハタ
- オルフェーヴル
- リスペクト
- トウメイ
- サブタイトル
- サッカーボーイ
- テンポイント
- トウショウボーイ
