競輪
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2016/12/18 11:31
思い出の朝日杯FS（…の前身）
「朝日杯3歳S」の思い出は今やセピア色となった80年代までの「クラシック関東予選会」の記憶である。
同日に行われる「阪神3歳S」のメンバーやレース内容と比較して、来たるべき東西主力の激突に想いを馳せながら年を越すのが当時の正しい競馬ファンのあり方であった（と思う）。
ガチガチ関西贔屓（関東馬コンプレックスとも言う）の私は、キタノカチドキ、テンポイントやサッカーボーイクラスが現れると「来年こそ関西復権だああ」と意気軒高、そうでない時も「本番はまだ先。やってみるまではわからん」と年が改まってからの現有勢力の急成長や救世主の出現を渇望する、というパターンを懲りずに繰り返してきた。
実際歴代の朝日杯勝ち馬をながめてみると、そこで終わってしまっている馬もかなりいるし、レースレベルに疑問のつく年もあって、旧3歳戦終了時点では来年のクラシックは西有利と予想される年も結構あったが、年が明けてから東西の層の厚さの違いを痛感させられるのがお約束であった。西には「秘密兵器」は毎年いても、救世主がそう簡単には現れるはずはなかったのだ。
朝日杯が阪神で施行されるようになって3年。事実上の代表馬決定戦だけに、フェアなコースで行われることをファンも支持しているようだ。でも、かつての名馬たちは敗因をコースに求めたりしなかった記憶があるのだが…。「トリッキーなコース」という表現が頻繁に出てくることにはどうも違和感を禁じ得ない。「それは全体のレベルが低かった昔の話。そういう要因で結果が左右されるのはよくないからＧ�気魯侫Д△淵魁璽垢任笋襪戮�」と言われたら反論できないのだが。
今年はテンモン以来の牝馬の制覇なるかと注目されている。ここは牡馬に意地を見せてほしい。
- セピア
- コンプレックス
- キタノカチドキ
- テンポイント
- サッカーボーイ
- リッキー
- テンモン
